Samsungの最新のスマートウォッチ「Gear S4」はこれまでの様々な情報を見ていると、Gear S4ではなく「Galaxy Watch」と呼ばれるというのはどうやら間違いないようだ。
その最新のスマートウォッチGalaxy Watchが実際にどちらの名前を冠してリリースするのか、そして実際に何時頃リリースされるのかについてはこれまで多くの情報を見てきたが、最近はある程度出てくる情報が固まってきた。
まずこれまでに出てきている情報を簡単にまとめてみたいと思う。
Galaxy Watchについてこれまでに明らかにされている情報
- Samsungが2018年にリリースするスマートウォッチは「Galaxy Watch」と呼ばれること
- Galaxy Watchの発売・リリース日はGalaxy Note9と同じ8月9日、若しくはIFA2018(9月)になること
- SamsungのAIアシスタント「Bixby」をサポートするということ
- 現在のGear S3と比べてディスプレイサイズやデザインにやや変更が加えられるということ
- Gear S3と比較してより大きなバッテリーを搭載する可能性が高いということ
大きく分類するとこれまでに明らかにされているGalaxy Watchに関する情報は上記のような感じだ。
そして今回はGalaxy Watchと呼ばれるのか、Gear S4と呼ばれるのかについて長い間議論される原因となった搭載OSについてのお話だ。
Galaxy Watchに搭載されるOSは?
これまでの情報であれば、Galaxy Watchと名付けられるんだから当然GoogleのWear OSが搭載される、ということだった。
確かにこの情報は信憑性のあるもので、現在のスマートウォッチがGear S3と呼ばれているのはOSがWear OSではなくSamsungのTizen OSが搭載されているからだ。
じゃあ、Galaxy Watchに搭載されるOSはWear OSなんだ?どうやら違うらしい。
SamMobileの最新の情報によると、Samsungがリリースするスマートウォッチは「Galaxy Watch」と呼ばれるが、搭載するOSは最新バージョンのTizen OSだという。
Tizen OSはSamsung製の世界で最も成功したLinuxベースの組み込みOSの1つだ。(Samsungによると)
Samsungは現時点で最新のTizen OS 4.0をスマートウォッチに搭載することで実装される新機能については何も明らかにしていない。
実際にGalaxy Watchに搭載されるOSがTizen OSであれば、Samsungはローンチイベントでこれらの新機能を明らかにすると思われるため、現時点で明らかになっていないのは驚くことではない。
昨年Samsungが明らかにしているTizen OS 4.0の情報によるとIoT関連に強みがあることや、新しい音声制御APIが搭載されることで、Bixbyをサポートすることができるという点がある。
しかしながら、何故だろうか。
わざわざGalaxy Watchという新しい名前を冠するのに、搭載するOSは引き続きTizen OSだというのは、少し腑に落ちない。
説得力であればこれまでに出ているもののほうが素直に納得はできるのだが…
しかしSamsung関連のリークで信頼性の高いSamMobileが伝えるのだから、いい加減なものではないことは明らかだ。
Galaxy Watchが8月9日のGalaxy Note9で同時に発表されるかどうかについても現時点では不透明だが、実際に発表されるのであればイベント直前に何かしらの大きなリークが行われるのではないだろうか。
最新の情報が入り次第直ぐに伝えたいと思う。