Samsungの新しいフラッグシップモデルGalaxy Note9は2018年の夏から秋にかけてリリースされると言われており、5月の段階でも少しずつリーク情報がチラホラと出てきた。
Galaxy Note9に搭載されるのではないかと言われている目玉機能の1つにディスプレイの下に指紋認証センサーを搭載する機能が挙げられている。
Samsungが長い年月をかけて開発しているこの機能は韓国のあるメディアによると既に完成したと言われており、実装すること自体は問題ないというのが最新の情報だ。
だったらGalaxy Note9には無事に搭載されるんだね!
一般ユーザーにとってはそれがもちろん嬉しいのだが、Samsungはディスプレイの下に指紋認証センサーを搭載することが技術的に問題なくてもNote9には搭載しないかもしれないという。
Galaxy Note9に新技術を搭載しない理由を考察
Galaxy Note9にその技術を搭載できるのに搭載しないという選択はどういう理由からか。
Samsungは年初にGalaxy Sシリーズを。年後半にかけてGalaxy Noteシリーズを。
この2つのフラッグシップモデルを毎年リリースされている。
このリリーススパンに当てはめるとするとSamsungはGalaxy Note9の半年後にはGalaxy S10(仮)をリリースすることになる。
基本的にSamsungはGalaxy Sシリーズで新機能や新デザインを搭載し、Noteシリーズはそれらをブラッシュアップしたものをリリースする傾向にある。
そのため、Samsungがこの素晴らしい技術を次のGalaxy S10に合わせて市場に投入するというのは考えられる話だ。
更に現時点でSamsungのライバルとなるApple等が同じような技術を搭載するという情報は出てきていない。
明らかに差別化できるであろうこの技術は切り札として使いたいのだろう。
一般ユーザーとしては残念なように思えるが、それもSamsungの戦略だとして楽しもう。
ディスプレイの下に指紋認証センサーを搭載し、実際に販売しているメーカーは既に存在しており、VivoやHuaweiがそれを実現している。
しかしSamsungやAppleが戦うシェア争いに食い込むほどターゲット層は被っていないようだ。
まとめ
現時点のフラッグシップモデルであるGalaxy S9シリーズを実際に触ったが、あらゆる面で優れていると感じた。
S9の優れた機能を更に磨きをかけ、Sペンを搭載するGalaxy Note9も注目スマホになるのは間違いないだろう。
だが、最新技術に敏感なユーザーはS10まで待つという選択をするかもしれない。
Galaxy S10はこれまでMWC 2019でローンチと言われてきたが、今ではS10は1月に開催されるCES2019で発表し、まだ謎に包まれている折りたたみスマホをMWC 2019で発表するかもしれないと言われている。