Samsungは先日開催されたSDC2018でお披露目が期待された同社初の折りたたみスマホを最終的に発表しなかったが、折りたたみスマホのディスプレイを披露している。
実際に見ることのできたデバイスはブラックボックスの中に入れられいたため、ディスプレイ技術以外のデザインなどは明らかにされなかった。
Samsungによると、この折りたたみスマホに使用する「Infinity Flex」ディスプレイを数ヶ月以内に量産を開始することができるという。
これは同時にSamsungの折りたたみスマホが2018年中に発売される可能性がないことを意味しているが、現在Samsung MobileのCEO、DJ Koh氏によってこの折りたたみスマホの初期生産台数が明らかにされている。
Samsungの折りたたみスマホの生産台数は100万台になる模様
Samsungは同社初となる折りたたみスマホを初期生産で100万台生産するといい、この100万台で市場の反応を見ることができる。
そのため、十分に需要があると判断した場合増産に至る可能性があるが、折りたたみスマホのように全く新しい技術を使用したデバイスになるため、様子を見るというのは自然な流れだ。
Samsungの折りたたみスマホは世界中の市場でリリースされると以前にDJ Koh氏が伝えており、日本にもデバイスのいくつかが入ってくるかもしれない。
折りたたみスマホに搭載される様々なスペック等は明らかにされていないが、これまでの情報から価格面が非常にネックになる可能性が高い。
価格があまりに高すぎる場合はSamsungの熱狂的なファン以外がデバイスを購入する可能性が低くなるが、実際の販売価格はどれぐらいになるのか非常に興味深い。
Samsungは先日開催されたSDC2018で折りたたみスマホのディスプレイに関する詳細を明らかにしており、解像度やサイズなどは既に分かっている。また、Samsungは現在Googleと連携を取りながら「Android OS」で折りたたみ機能をサポートするための開発を進めているという。
[via SamMobile]