約2ヶ月前、インドで新型コロナウイルス対策のため行ったロックダウン措置が実施された後インドでのスマホ生産工場を一時的に停止する必要があった。
しかし現在インドではロックダウンがやや緩和されているため、Samsungもインドのノイダ工場が位置するウッタル・プラデーシュ州の州政府によって再稼働が認められたため工場を再稼働するようだ。
但し、Samsung幹部によると今週から生産を再開する予定だが、稼働率は20~30%ほどに限り、必要なソーシャルディスタンスを設けて再開するとのこと。
また、ロックダウンの緩和によりSamsungだけでなく複数のスマホメーカーが工場の再稼働を許可されているが、サプライヤーは政府の承認をまだ受けていないため、生産に必要な原材料や部品が足りなくなる可能性があるようだ。
ICEAの会長を務めるパンカジ・モヒンドゥー氏はこれに関して以下のように述べている。
「多くの企業で(工場再稼働の)許可が降りていますが、従業員は2~3割に制限されています。このような状況で最適化や効率化を図ることは極めて困難です。この規定は緩和されなければなりません。競争力のない産業が輸入品に蹂躙されてしまいます。」
Permissions have been received by the majority of the companies, though the workforce has been truncated to 20-30%. It is extremely difficult to reach any kind of optimization and efficiency in this manner. This stipulation will have to be relaxed. An uncompetitive industry can be run over by imports.
欧州を始めとする既に第1波のピークを見せたと思われる地域では多くの規制が緩和され始めている。地域によって流行の次期が異なるため、緩和のタイミングは異なるが、経済的な影響を考慮した対応が求められる。
[source ETTelecom]
[via SamMobile]