
Samsungが昨年「Galaxy Note9」と一緒に発表し、現在日本もauが取り扱いを行っている新型スマートウォッチ「Galaxy Watch」向けに最新のソフトウェアアップデートがリリースされている。アップデートはグローバル版向けに展開されているもので、「Galaxy Watch」のLTEモデルとWi-Fiモデルの両方にアップデートがリリースされているようだ。
先日1世代前のスマートウォッチ「Gear S3」と「Gear Sport」が「TizenOS 4.0.0.2」ベースのアップデートを受け取ったが、今回「Galaxy Watch」向けにリリースされたアップデートは「TizenOS 4.0.0.1」に基づいたものだ。
「Galaxy Watch」向けにバッテリー寿命や心拍センサーの精度を向上するアップデート
Samsungが「Galaxy Watch」向けにリリースしているアップデートの内容はLTEモデルとBluetoothモデルで異なっているようで、ビルド番号はそれぞれR805FXXU1CSA3とR810XXU1BSA4だ。
「Galaxy Wach」のLTEモデル向けにリリースされたアップデートの容量は14.33MBとコンパクト。
このアップデートではいくつかの重要度の高い不具合が修正されており、主に電話に関する不具合の修正だ。再ダイヤルした時に電話番号が表示されないという不具合が修正されており、eSIMアクティベーションの不具合も修正されているようだ。更に、VoLTEアイコンが消えていた不具合も修正される。
日本ではLTEモデルの取り扱いが行われておらず、正式に取り扱われているのはBluetoothモデルのみ。
通常のBluetoothモデル向けにリリースされたアップデートの容量は62.75MBとLTEモデルより大きめ。
このアップデートでは「Galaxy Watch」のバッテリー寿命を向上させる内容が含まれており、心拍センサーの精度が向上しているようだ。他にもリリースノートには含まれていないが、様々な不具合の修正が行われていると思われる。
どちらのアップデートもOTA経由で展開されるため、多くのユーザーに届けられるにはしばらく時間がかかるかもしれない。
[via SamMobile]