Samsungが「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」向けに最新のソフトウェアアップデートをリリースしている。
このアップデートには「Galaxy S10」より追加された新しい自撮り機能が実装され、2019年3月のAndroidセキュリティパッチも含まれている。
「Galaxy S10」より実装された自撮り機能は視野角を変更することのできる機能だ。自撮り時(フロントカメラ使用時)の視野角は通常80度に設定されているが、このアップデート以降、視野角はデフォルト状態で68度に設定され、1タップで68度と80度を切り替えることができるようになっている。
この機能の実装によって、1人で自撮りを行う時や複数人で自撮りを行う時、また、風景を含めたいときなど、様々な用途に応えることができるようになる。
「Galaxy S9/S9+」向け、S10の自撮り機能と2019年3月のセキュリティパッチ
「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」向けにリリースされたこのアップデートのビルド番号はそれぞれG960FXXU2CSC8とG965FXXU2CSC8だ。アップデートの容量は約300MB。
このアップデートは執筆時点(3/20)でドイツなどの一部市場でのみ展開されており、今後段階的に展開地域が拡大していくものと思われる。
また、今回のアップデートに含まれているようにカメラ機能のアップデートをSamsungは多くのデバイス向けに積極的に行っている。そのため、「Galaxy S10」より実装された自撮り機能が「Galaxy S9」だけでなく「Galaxy Note9」も受け取る可能性があるといえる。
このアップデートに視野角を切り替えることのできる自撮り機能や2019年3月のセキュリティパッチだけでなく、カメラの性能改善、Wi-FiとSamsung Messageアプリ、連絡先等のSamsungアプリの安定性が向上されている。
[source SamMobile]