Samsungの2世代前のフラッグシップモデルとなる「Galaxy S7/S7 Edge」は既に2つのOSアップデートを受け取っており、今後リリースされる予定の「Android 9.0 Pie」を受け取る予定はないと言われている。
しかしながら、定期的なソフトウェアップデートは引き続き提供されており、Samsungは現在「Galaxy S7/S7 Edge」向けに2018年9月のAndroidセキュリティパッチを含んだソフトウェアアップデートをリリースしている。
このアップデートは「Galaxy S7」と「Galaxy S7 Edge」の両方のデバイス向けに同時にリリースされており、現在イギリスを含む一部の地域で展開されているようだ。
「Galaxy S7」と「Galaxy S7 Edge」向けにリリースされたこのアップデートのビルド番号はそれぞれG930FXXS3ERHDとG935FXXS3ERI8 だ。
アップデートの内容はセキュリティパッチのみだと見られ、その他の変更などは行われていない。
「Galaxy S7/S7 Edge」向けの2018年9月のAndroidセキュリティパッチについて
Android OSで発見された最も深刻な脆弱性の1つに、遠隔操作で特別に細工したファイルを使用して、アプリのコンテキスト内で任意のコードを実行できてしまうというものがあったが、2018年9月のセキュリティパッチはこれを修正する。
また、2018年9月のAndroidセキュリティパッチには、9つの重大な脆弱性の修正に加えて、数多くの中危険度の脆弱性を修正する内容が含まれている。
更にSamsung独自のソフトウェアで発見された脆弱性も修正される。
いつもながら、詳細な修正内容が明らかにされていない為、何が変更されたかは不明だ。
Android OSで修正されるより詳細な内容はここより確認することができる。
アップデートはOTA経由でダウンロードされるため、多くのユーザーに届けられるには数日から数週間かかることがある。
セキュリティパッチはスマホを安全な状況を維持するために行われるもので、特別な理由がない限りアップデートが届き次第インストールすることをオススメする。
Samsungは「Galaxy S7」の他にいくつかのフラッグシップモデルに同様の2018年9月のセキュリティパッチを含むアップデートをリリースしている。
【10/16追記】所持する「Galaxy S7 Edge」に2018年9月のアップデートの受信を確認
本日、僕が所持している「Galaxy S7 Edge」に上記に上げた2018年9月のAndroidセキュリティパッチが配信されていることを確認した。
日本国内で「Galaxy S7 Edge」を使用している多くのユーザーにはもう間もなく同様のアップデートが届けられるのではないだろうか。
大手キャリアのモデルを使用しているモデルに関してはアップデートの配信に関して未確認。