Samsungは2019年2月に「Galaxy S10」シリーズを発表し、8月に「Galaxy Note10」シリーズを発表した。2月に「Galaxy S」、8月に「Galaxy Note」を発表するという流れはここ数年続いており、恐らく2020年においてもこの流れは継続されるものと思われる。
また、ナンバリングは少なくとも「Galaxy S10」まで数を刻み続けており、命名規則に変更がなければ2020年に発表されるGalaxyスマホはそれぞれ「Galaxy S11」「Galaxy Note11」のように呼ばれるだろう。
ただし、「Galaxy S9」と「Galaxy S10」の発表後にSamsung MobileのCEOが「Galaxy S」シリーズに終止符を打ち当たらなシリーズへと移行することを示唆しているため、2020年に発表されるスマホがなんと呼ばれるかは現時点で不明。
とは言えSamsungは既に「Galaxy S11」(仮称)の研究開発を開始していることが以前より伝えられており、現在IceUniverseによってこのスマホのコードネームやいくつかの特徴が明らかにされている。
「Galaxy S11」シリーズのコードネームや簡単な特徴
Someone asked about the Galaxy S11, there are four things that can be confirmed:
1. Codename "Picasso"
2. The camera has a substantial upgrade
3.Based on Android Q One UI 2.x
4.Hole in display is smaller than Note10
Other than that, it is unknown.— Ice universe (@UniverseIce) July 29, 2019
同氏によると、「Galaxy S11」シリーズのコードネームは「Picasso」(ピカソ)と名付けられたとのこと。Samsungは「Galaxy Note10」で「DaVinci」(ダヴィンチ)と名付けているため、「Galaxy S11」でも芸術家の名前をつけることは不思議ではない。
因みに「Galaxy S10」は「Beyond」、「Galaxy S9」は「Star」と名付けられていた。
さて、「Galaxy S11」シリーズに関する詳細はマダSamsung内部でも確定しておらず、今後の情報次第で変更になる可能性があるものの今回同氏が伝えた情報によると、「Galaxy S11」のカメラ性能は大幅に向上するとのこと。
そして当然ながら「Android 10」を搭載する。「One UI」のバージョンは「One UI 2.×」になるとのこと。
デザイン面は今後の情報を見て判断したいところだが、今回の情報によれば「Galaxy Note10」の中央配置になったパンチホールカメラよりも小型になるようだ。
この事から「Galaxy S11」でも引き続きパンチホール型ディスプレイ(Infinity-O)が採用される可能性があるようだ。「OnePlus 7」と「OnePlus 7 Pro」のように上位モデルと差別化を図ってくる可能性があるため、これについては今後の情報待ち。
先日からようやく「Galaxy Note10」シリーズが発表されているが、ガジェット界隈の話題は既にその先「Galaxy S11」に向き始めている。例年通りであれば2020年2月に開催される「Galaxy UNPACKED」で発表されると思われるため、年末にかけて徐々にこのスマホの情報が明らかにされていくはずだ。