Samsungが昨年発売したフラッグシップモデル「Galaxy S9」や「Galaxy S9+」、そして昨年夏に発売された「Galaxy Note9」は優れたスマホであると言い切れるが、販売台数には恵まれずSamsungにとって厳しい1年となった。

Samsungが先日発売した新型スマホ「Galaxy S10」シリーズは、昨年の失敗を繰り返さないため、また、「Galaxy S」シリーズ10周年記念モデルとして大幅なアップグレードを受けて発表された。「Galaxy S10」シリーズの販売台数などについて語るにはまだまだ時間が必要だが、現在各国で始まっている「Galaxy S10」シリーズの予約状況は昨年よりも間違いなく順調に推移しているようだ。

3月頭時点で「Galaxy S10」シリーズの予約は順調 - Huawei P30シリーズ発表後どうなるか?

日本では残念ながらまだ始まっていないが、多くの地域では既に「Galaxy S10」シリーズの予約は始まっており、先日より中国でも同シリーズの予約が始まった。中国の有名リーカーIce Universeによると中国で始まっている「Galaxy S10」シリーズの予約状況は昨年の「Galaxy S9」と比較してかなり順調に推移しているという。

https://twitter.com/UniverseIce/status/1101114200489750528

同氏によると、「Galaxy S10/S10+」の先行予約開始から2時間以内に、昨年の「Galaxy S9/S9+」の24時間分の先行予約数の2倍の数字を上回ったという。これらの数値はSamsung公式のものではなく、同氏が伝えている情報の為間違っている可能性は否定できない者の、同氏は実績のあるリーカーであることから信頼性は高いと考えている。

また、米国Samsungで受け付けている「Galaxy S10」シリーズのいくつかのモデルは既に予約数が在庫を上回ったため、在庫切れになっているようだ。

米国Samsungで現在在庫切れになっているのは「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」の128GBモデル・プリズムホワイトが在庫切れになっており、「Galaxy S10」のプリズムブルーも在庫切れになっているようだ。また、現在在庫切れと表示されているのは「T-Mobile」モデルだという。

また、多くの地域では3月8日より発売される「Galaxy S10」シリーズだが、一部モデルは3月27日~4月19日までの間に出荷される予定だと変更されている。この事からも予約段階では順調に推移していると考えて良さそうだ。

ただし「Galaxy S10」シリーズは2019年のフラッグシップモデルのライバルが3月頭時点でほぼ存在しない。Huaweiがもう間もなく新型スマホ「P30」シリーズを発表する予定であると言われているため、このスマホが発表された後、どのように推移するのかがSamsungにとっては重要だ。

特にHuaweiのメイン市場の1つとなる中国はSamsungにとってもとても重要な市場。中国市場で十分なシェアを獲得できるかどうかが重要な鍵となるはずだ。

 

[source IceUniverse] 
[via wccftech1, wccftech2]

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