Samsungは先日リリースした2018年12月のAndroidセキュリティパッチを主要なスマホ向けにリリースし始めているが、現在「Galaxy Note9」にも同様のアップデートがリリースされている。
Samsungは既に「Galaxy S9/S9+」向けには12月のセキュリティパッチをリリースしていたが、現在「Galaxy Note9」がこのアップデートを受け取ったことで、現行フラッグシップモデルは全て最新のアップデートを受け取ったことになる。
現時点で、まだ「Galaxy S8」や「Galaxy Note8」等は12月のセキュリティパッチを受け取っていないため、比較的早い段階でこれらのデバイス向けにも展開されることが予想される。
さて、「Galaxy Note9」向けにリリースされた今回のソフトウェアアップデートには2018年12月のAndroidセキュリティパッチが主要な変更点になると思われ、その他の変更点などについては現時点で不明。
Samsungが「Galaxy Note9」向けにリリースしたこのアップデートのビルド番号はN9600ZHU1ARL1で、現時点で香港でのみ展開されているようだ。
現在「Galaxy Note9」向けにリリースされている2018年12月のセキュリティパッチは香港だけでなく、スイス、北欧諸国、アフガニスタン、南アフリカ、その他多くの市場向けに展開されているようだ。
ビルド番号は上記のものを含めN960FXXS2ARL3やN960FXXS2ARL4等。
とは言え、早い段階で多くの地域向けにも展開すると思われる。
このアップデートは現在一部市場で開催されている「Android 9.0 Pie」のベータ版向けにリリースされたものではなく、一般ユーザーの「Galaxy Note9」で動作している安定版の「Android 8.1 Oreo」向けのアップデートだ。
2018年12月のセキュリティパッチの内容について
2018年12月のセキュリティパッチにはAndroid OS内で発見された6つの重大な脆弱性の修正が含まれている。
また高レベルの脆弱性も数十種類修正されている。
現在Samsungがリリースしている12月のセキュリティパッチには中レベル、また低レベルの脆弱性の修正は行われていないようだ。
Android OSの脆弱性の修正は以上だが、続いてSamsungソフトウェアに含まれている脆弱性についてだ。
2018年12月のセキュリティパッチでは、Samsungのソフトウェア全体で40種類の脆弱性が修正されている。