以前よりSamsungの新型折りたたみスマホ「Galaxy Fold2」(仮称)の存在は明らかにされており、10月末に開催されたデベロッパーカンファレンスではクラムシェル型の折りたたみスマホの存在が公式に確認された。
これまでの情報によると「Galaxy Fold2」は「Galaxy Note」シリーズのようにスタイラス入力をサポートし、クラムシェル型と呼ばれる「Galaxy Fold」とは異なる折りたたみ方法が採用されるという点。
現在多くの地域で販売され、日本でもauによって取り扱われている「Galaxy Fold」は非常に高い価格で多くのユーザーが手に取るにはあまりにハードルが高いデバイス。そのため、一般的なスマホのような売れ行きにはならない。それ自体はSamsungがそもそも大量販売を目的としていなかったため、特に問題ではない。
しかしながら、今後折りたたみスマホを主流にしていく若しくは一般的にしていくためには販売価格が少なくとも一般的なスマホと同等レベルまで下げる必要があるが、最新の情報によると「Galaxy Fold2」は初代「Galaxy Fold」よりも明らかに安い価格で販売される可能性があるという。
「Galaxy Fold2」は845ドル(約91,000円)で販売か?
韓国のKoreaHeraldからのレポートによると、Samsungの次期折りたたみスマホ「Galaxy Fold2」は約845ドル程で販売される予定で、600万台以上の販売を目指しているとのこと。
一見600万台と聞くとかなり大きく出たなという印象を受けるが、Samsungが初代「Galaxy Fold」を2,000ドルで500,000万台販売することに成功したことを考えると実現可能な数値だと思われる。
今回の情報によると「Galaxy Fold2」は845ドルで販売される。単純な通貨換算で日本円にして約91,000円程。ここ数年のフラッグシップモデルと同等、若しくはそれ以下の価格帯だ。
折りたたみスマホで低コストという点で非常に興味深いデバイスではあるが、「Galaxy Fold2」について不明な点が多いため、魅力的なデバイスとなり得るかどうかは今後の情報次第。
価格的に「Galaxy Fold2」はフラッグシップモデル向けのチップセットではなく、ミドルレンジモデル向けチップセットが搭載されるのではないかと考えられる。どういうデバイスであれ、「Galaxy Fold」のようなディスプレイの欠陥問題(現在は修復済みのため販売中)が発生しないことを祈るばかり。
「Galaxy Fold2」が845ドルで販売されるかどうかも含め、今後の情報を楽しみにしたいと思う。
[source KoreaHerald]
[via wccftech]