Samsungは来月「Galaxy S10」を発表するが、力を入れているのはフラッグシップモデルだけではない。Samsungは昨年からミドルレンジモデルにもかなり力を入れており、2018年も多くの新技術が搭載されたミドルレンジモデルが発売されている。その戦略は今年も継続する予定で、既にSamsungはいくつかのモデルの開発に取り組んでいることが分かっている。
先日明らかになった情報によると、Samsungは今年発売する多くのミドルレンジモデルの内、3つのモデルはディスプレイ内指紋認証を搭載すると言われており、それらのモデルは現在「Galaxy A90」「Galaxy A70」、そして「Galaxy A50」と言われている。昨日伝えた情報によるとSamsungはこれら3つのモデルを2019年第2四半期中に発売する予定だと言われており、既にディスプレイ内指紋認証を実現するためのサプライヤーを確保しているという。
そんな中、Samsungの「Galaxy A50」と呼ばれる新型スマホの発表が近づいている証拠が発見されている。現在Samsungの「Galaxy A50」はWi-Fi認証を通過している。モデル番号は「SM-A505FN/DS」だ。
「Galaxy A50」がWi-Fi認証を通過
「Galaxy A50」と呼ばれるデバイスは既にGeekbenchのリストからも発見されており、いくつかのスペックが明らかにされている。その情報によると「Galaxy A50には「Exynos 7 9610」チップセットが搭載されている。「Exynos 7 6810」のパフォーマンスは「Snapdragon660」相当。メモリは4GB。また、実行OSは「Android 9.0 Pie」であることが確認されており、「Galaxy A50」は販売時点で最新のOSを搭載している可能性が高い。
他にもこのスマホには64GBと128GBのストレージオプションが存在し、バッテリー容量は大きく4000mAhになるという。カラーオプションも「ブル・ピンク・ブラック・シルバー・ホワイト」が候補として上がっているようだ。ディスプレイは有機ELではなく液晶パネルのようだ。これはより安価に生産できるためだと思われる。
「Galaxy A50」がWi-Fi認証を通過していることが確認されたが、通常Wi-Fi認証の通過はそのデバイスの発表が指し待っていることを意味することが多い。「Galaxy A50」の発表に関する具体的な情報がまだ少ないため、近日中に発売されるかどうかは不明。そのため今後更に多くの情報を待つ必要がある。ミドルレンジモデルだが、ディスプレイ内指紋認証を搭載するモデルとして注目されているため、今後より多くの情報が明らかになるはずだ。
[via GSMArena]