OnePlusが2020年に発表する新型スマホ「OnePlus 8」シリーズに関する情報は「OnePlus 7T Pro」の発表直後から明らかにされており、これまでの情報では今年と同じように「OnePlus 8」と「OnePlus 8 Pro」の2つのモデルが存在すると言われていた。
上記のように既に詳細なレンダリング画像も公開されており、かなり小型に仕上げられたパンチホール型カメラを採用すること等が明らかにされた。
今後多くの情報が明らかにされ「OnePlus 8」シリーズについて知ることができるだろうと思っているのだが、現在上記のレンダリング画像を公開したOnLeaksが全く別のレンダリング画像を公開している。
この画像のデバイスの正しい名称は不明だが、OnePlusのミドルレンジモデル「OnePlus 8 Lite」として知られている。
OnePlusって「ミドルレンジモデル」発売するの?理由は?
OnePlusと言えば「OnePlus 3」発売以降、1年に2つのモデルを発表し、いずれのモデルもフラッグシップモデルに限定されていた。
だが、以前には「OnePlus X」のようなミドルレンジモデルも発売していたのだが、方針を変換し「今後数年間はフラッグシップモデルのみを発売する」とCEOのPete Lau氏が明らかにした。
これを明らかにしたのが2年前の「OnePlus 6T」発売前。その時点では今後3年間はフラッグシップモデルのみを発売する予定だったようだが、今回の情報によるとOnePlusは2020年にミドルレンジモデルを投入する可能性が高い。
OnePlusのスマホは既に知られているようにプレミアムモデルに劣らないクオリティでありながらコストパフォーマンス抜群というのが最も大きな特徴。そしてこれが多くの地域で愛されている理由だろう。
しかし、新モデルを投入するごとにOnePlusの端末価格は徐々に上昇しており、当初のようなお得感は薄れてきているのが現実。(それでもコストパフォーマンス抜群ではあるが)
2020年には5G対応スマホが投入されるため、それに応じて端末価格もやはり上昇することが予想される。OnePlusが4年ぶりにミドルレンジモデルを投入するのはより柔軟にユーザーニーズに対応するためだと思われる。背景としてOnePlusが大きなシェアを獲得しているインドではコストパフォーマンスに敏感であることや、5Gの普及が2021年以降であること等が予測できる。
「OnePlus 8 Lite」の詳細なデザイン
OnLeaksが公開したOnePlusの全く新しいデバイスは正式な名称が不明なため、現在は「OnePlus 8」シリーズのコスト重視モデルとして「OnePlus 8 Lite」と呼ばれている。
「OnePlus 8」と「OnePlus 8 Pro」はディスプレイ左上に小さなパンチホールカメラが搭載されていたが、今回の「OnePlus 8 Lite」のレンダリング画像によるとディスプレイ上部中央にパンチホール型カメラが搭載されていることが確認できる。
また、ディスプレイ形状も「OnePlus 8」と「OnePlus 8 Pro」は両モデルとも湾曲ディスプレイを採用していたが、「OnePlus 8 Lite」はフラットディスプレイを採用しているようだ。
このスタイルは今年Samsungによって発売された「Galaxy S10e/S10/S10+」と似ている。
また、背面のカメラは左上に垂直に配置されデュアルカメラであることが確認できる。
寸法は約159.2 x 74 x 8.6mmでディスプレイサイズは6.4~6.5インチ程。
現時点で明らかにされているのは「OnePlus 8 Lite」のデザインのみ。搭載されるチップセットやディスプレイのリフレッシュレート等は不明。
ただし、発表される次期は「OnePlus 8」等と同じ時期になる可能性が高そうだ。
新しい情報が分かり次第すぐにお伝えしたいと思う。
[source 91mobiles]