Samsungの新型スマホ「Galaxy Note10」及び「Galaxy Note10+」が正式に発表されている。

公式発表以前より多くの特徴が明らかにされていたが、このスマホには標準モデルの「Galaxy Note10」とより大きなディスプレイを持つ「Galaxy Note10+」が用意されている。また、どちらのモデルにも「Galaxy Note10 5G」「Galaxy Note10+ 5G」のように5G通信対応モデルが用意されているが、標準モデルの「Galaxy Note10 5G」は韓国限定モデルになる予定。

「Galaxy S10」シリーズは「Galaxy S9」や「Galaxy Note9」からあらゆる面で改善・改良が施されたが、この「Galaxy Note10」は「Galaxy S10」の完成度からさらに多くの改善を加えており、特にデザイン面でかなり美しいスマホへと仕上がっている。

「Galaxy Note10/Note10+」ボディ(デザイン)の違い

「Galaxy Note10」シリーズだが、まずは筐体サイズやデザインについて。標準モデルの「Galaxy Note10」には6.3インチのディスプレイが搭載されており、上位モデル「Galaxy Note10+」には6.8インチの大型ディスプレイが搭載されている。

「Galaxy Note10+」の6.8インチは間違いなく「Galaxy Note」シリーズの中で最大のディスプレイサイズを実現しているが、実は筐体寸法は「Galaxy Note8」や「Galaxy Note9」と非常に近い。これはSamsungのディスプレイ技術の向上により、ベゼル幅を「Galaxy S10」から更に小さくすることができているからだ。

「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」はどちらも画面中央にカメラが小さく埋め込まれている。「Galaxy S10」ではディスプレイ右上に配置され、サイズもより大きなものだったが、この点「Galaxy Note10」シリーズは十分な改善を受けているだろう。カメラ個数は「Galaxy S10+」がフロントに2つ搭載されていたが、「Galaxy Note10」シリーズではどちらのモデルも1つになっている。とは言え、「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」のフロントカメラの画質の差はかなり軽微だったため恐らく気にする必要はないはずだ。

ディスプレイ自体は「Galaxy S10」と同じ「HDR10+」認定を受けている「Dynamic AMOLED」ディスプレイを搭載しているが、解像度は「Galaxy Note10」がFHD+(2280×1080)、「Galaxy Note10+」がWQHD+(3040×1440)と差別化が図られている。アスペクト比はどちらも19:9。

「Galaxy Note10/Note10+」の特徴について

「Galaxy Note10」シリーズのデザイン面、特にディスプレイ面の特徴は既にお伝えしたが、ここでは主にスペックや機能面についてお伝えしていきたい。

「Galaxy Note10」シリーズには7nmプロセスで製造された「Exynos9825」が搭載され、米国や中国では「Galaxy S10」と同じ「Snapdragon855」が搭載される。

「Galaxy Note10」シリーズのRAM容量は8GBで「Galaxy Note10+」は12GBへと引き上げられている。そしてストレージ容量はどちらも256GBから用意されており、高速な「UFS3.0」ストレージを搭載している。

また、「Galaxy Note10+」には12GB+512GBモデルも用意されているが、1TBストレージは残念ながら用意されていない。一方で「Galaxy Note10」は256GBストレージしか用意されていないが、5GモデルではRAM容量が12GBへと引き上げられる。

さて、「Galaxy Note10」シリーズの大きな差別化ポイントとしてあげられるのはやはりバッテリー面。「Galaxy Note10」には3,500mAh、「Galaxy Note10+」には4,300mAhのバッテリー容量が搭載されている。

そして「Galaxy Note10」は25Wの急速充電を、「Galaxy Note10+」は45Wの急速充電に対応している。ワイヤレス充電はそれぞれ12Wと15Wまで対応している。付け加えておきたいのは「Galaxy Note10+」は45Wの急速充電に対応しているものの同梱物には25Wの充電器がつけられているため、45Wでの急速充電を行いたい場合は別途購入する必要がある。

次にカメラ面。「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」は基本的に同じカメラ構成となっており、どちらもフロントに1、リアに3つのカメラが搭載されている。(Note10+は4つ)

カメラ構成は「Galaxy S10」と同じで12MPのデュアルアパーチャ(F1.5 - F2.4)のメインカメラ、12MPの望遠カメラ、そして16MPの超広角カメラが搭載されている。「Galaxy Note10+」の背面にはこの構成に加えて4つ目のToFセンサーが搭載されている。

また、動画撮影時に役立つ新機能としてSamsungは新機能として「Zoom-In Mic」と呼ばれるものを実装している。この機能は3つのマイクを使用して背景のノイズを全て削除し、被写体からの音声を増幅するというもの。屋外撮影時に役立つ機能なのではないだろうか。

ソフトウェア面では「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」はどちらも「Android 9.0 Pie」と「One UI 1.5」を実行数r。

「Galaxy Note10/Note10+」で廃止されたもの

「Galaxy Note10」シリーズの紹介する上でやはりお伝えしたければならない事がある。

Samsung製スマホ、特にフラッグシップモデルでは3.5mmイヤホンジャックをサポートし続けてきたが、「Galaxy Note10」及び「Galaxy Note10+」から正式に3.5mmイヤホンジャックポートの搭載を廃止している。

また、標準モデルの「Galaxy Note10」ではmicroSDカードによるストレージ拡張機能も失われている。上位モデル「Galaxy Note10+」ではこれまで通りmicroSDカードスロットが搭載されている。

これらの廃止、特に標準モデルの「Galaxy Note10」はストレージの拡張性も失われているため、売上に影響するのではないかと思われるが、Samsungとしてはこの「Galaxy Note10」をよりエントリーユーザー向けに設定しているようだ。「Galaxy Note」シリーズにはスタイラスペン「Sペン」が搭載されており、この機能を使用してみたい人向けに設計されているスマホとのこと。

そのため、完全体の「Galaxy Note」を使用したいのであれば「Galaxy Note10+」を手にとってほしいというのがSamsungの狙いだろう。あらゆる面で差別化を図っているため、この狙いはある程度上手く機能するのではないかと思われる。

「Galaxy Note10/Note10+」のスペック

Galaxy Note10 Galaxy Note10+
寸法 151 x 71.8 x 7.9mm, 168g 162.3 x 77.2 x 7.9mm, 196g
ディスプレイ 6.3インチ, Dynamic AMOLED Infinity-O , FHD+(2280×1080) , 19:9 , HDR10+ 6.8インチ, Dynamic AMOLED Infinity-O , WQHD+(3040×1440) , 19:9 , HDR10+
チップセット Snapdragon855 or Exynos9825 Snapdragon855 or Exynos9825
メモリ・ストレージ 8GB+256GB
microSDカード対応
12GB+256GB
12GB+512GB
microSDカード対応
リアカメラ 12MP(F/1.5-F/2.4)+12MP(F/2.1)[2倍望遠]+16MP(F/2.2)[123度超広角] 12MP(F/1.5-F/2.4)+12MP(F/2.1)[2倍望遠]+16MP(F/2.2)[123度超広角]+DepthVision 3D ToF(F/1.4)
フロントカメラ 10MP(F/2.2) デュアルピクセル オートフォーカス 10MP(F/2.2) デュアルピクセル オートフォーカス
バッテリー 3,500mAh ,有線急速充電(25W), ワイヤレス急速充電(12W), リバースワイヤレス充電(PowerShare) 4,300mAh ,有線急速充電(45W), ワイヤレス急速充電(15W), リバースワイヤレス充電(PowerShare)
OS Android 9 Pie, One UI 1.5 Android 9 Pie, One UI 1.5
その他 AKG earphones, stereo speakers, Dolby Atmos, AR Emoji, Bixby, Samsung Pay, IP68 water & dust resistance, face recognition, Zoom-in MIC, Screen Recorder, AR Doodle AKG earphones, stereo speakers, Dolby Atmos, AR Emoji, Bixby, Samsung Pay, IP68 water & dust resistance, face recognition, Zoom-in MIC, Screen Recorder, AR Doodle, 3D Scanner

「Galaxy Note10/Note10+」に用意されているカラーリング

「Galaxy Note10」と「Galaxy Note10+」には発売時点で3つのカラーオプションが用意されている。カラーリングは「オーラホワイト」「オーラブラック」「オーラグロー」の3つ。「オーラグロー」のみグラデーションカラー。

また、一部試乗限定でピンクや青色の「Galaxy Note10」シリーズも用意されている。

「Galaxy Note10/Note10+」の発売日と価格

「Galaxy Note10」シリーズは両モデルとも8月23日より発売予定。

「Galaxy Note10」が949ドルから、「Galaxy Note10+」が1099ドルから販売される。「Galaxy Note10+」の12GB+512GBモデルは1199ドルから。1299ドル支払うことで「Galaxy Note10+ 5G」を購入することが可能だ。

予約は明日から。

日本での発売は恐らく2019年冬モデルとしてdocomoとauが取り扱うはずだ。

 

[source Samsung]

 

 

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