Samsungが「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」向けにカメラ品質の改善や最新のセキュリティパッチを含んだアップデートをリリースしている。
同社は先月カメラの品質を大幅に改善するためのアップデートを「Galaxy Note9」向けにリリースしていたが、今回はそのアップデートが「Galaxy S9/S9+」向けにも来ているようだ。
しかし「Galaxy Note9」が受け取ったアップデートを同じ内容ではなく、「Galaxy S9」が受け取るカメラ品質を改善するアップデートはフロントカメラの品質を改善する内容がメインのようだ。
「Galaxy S9/S9+」でカメラ品質の大幅な向上は「Android 9.0 Pie」への大型アップデートで期待できる為、少なくとも2019年までは待つ必要がありそうだ。
また、このアップデートには2018年10月のAndroidセキュリティパッチが含まれている。
「Galaxy S/S9+」向けのアップデートはカメラ品質の改善とセキュリティパッチ
Samsungが「Galaxy S9/S9+」向けにリリースしたこのアップデートの詳細なリリースノートはないものの、基本的な内容については記載されている。
その内容によると、カメラのパフォーマンスの改善で、バックライトが付いている環境で顔の明るさが暗くならず明るさが向上するようになるという。
このアップデートによって実際にどの程度フロントカメラの品質が改善されるのかはユーザーからの報告を待つ必要がある。
また、カメラ品質の改善や2018年10月のAndroidセキュリティパッチの他にもシステムの安定性を向上に関する内容も含まれているようだ。
このアップデートのビルド番号「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」でそれぞれG960FXXU2BRJ3とG965FXXU2BRJ3になっている。
またこのアップデートの容量は244MBで、OTA経由でダウンロードすることができる。
現時点でドイツ向けにリリースされているこのアップデートには最新のセキュリティパッチが含まれているため、特別な理由がない限り届き次第インストールすることをオススメする。