Samsungは将来の5GスマホとAI対応デバイスで使用することを想定して設計された新しい8Gb LPDDR5 DRAMを発表した。

Galaxy S10やS10 Plusのような2019年にリリースが期待されている最新のスマホが5Gに対応しているかどうかは現時点では明らかにされていないが、もしGalaxy S10が5Gをサポートする場合、新しい8Gb LPDDR5 DRAMが使用されるかもしれない。

「8Gb LPDDR5のこの開発は、低消費電力のモバイル・メモリ・ソリューションの大きな一歩を踏み出しました」とSamsung Electronicsのメモリ製品企画・アプリケーション・エンジニアリング担当シニア・バイス・プレジデント、Jinman Hanは伝えた。

また、「私たちは、次世代の10nmプロセスのDRAMラインナップの拡充を続け、世界中での活用を加速させていく」とも伝えている。

8Gb LPDDR5は、現在のフラッグシップモバイルデバイス(LPDDR4X、4266Mb / s)で使用されているモバイルDRAMチップの1.5倍の速さで、最大6,400メガビット/秒(Mb / s)のデータレートを誇る。

新しいLPDDR5は、1秒間に51.2ギガバイト(GB)のデータまたは約14フルHDビデオファイル(それぞれ3.7GB)を送信できるという。

さらにこの新しいDRAMは消費電力の面でも優れており、ディープスリープモードと呼ばれる低消費電力機能を使用することで、現在のLPDDR4X DRAMと比較して、最大30%消費電力を削減することに成功している。

Samsungのスマホ向けの新しい8Gb LPDDR5 DRAMの詳細については以下のリンクより確認することができる。

[Samsung]

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