Xiaomiは魅力的なスマホを圧倒的なコストパフォーマンスで提供することで多くのユーザーによって愛されているメーカーの1つ。中国や新興市場で特に人気を博しており、印象としてはコスパに優れたモデルを販売するメーカーという感じ。

OnePlusやHuaweiは近年、Appleの「iPhone」やSamsungの「Galaxy S/Note」のようなプレミアムスマホのような位置づけでスマホを販売する傾向にある。Xiaomiもフラッグシップモデルは販売しているもののこれらのプレミアムスマホを販売するメーカーとしてのイメージはあまりない。

理由は様々あると思われるが、カメラパフォーマンスが一般的であることなどが理由としてあげられている。Xiaomiはこれらのイメージを払拭する、また、今後のスマホ市場で生き残るために今後プレミアムスマホとしての位置づけを確立していきたい旨を以前のインタビューでCEOが答えていたが、最近XDA-Developersからのレポートによると現在具体的にこのイメージ払拭について取り組んでいるようだ。

レポートによると、Xiaomiは現在最大5倍の光学ズームと50倍デジタルズームに対応するカメラや新しいディスプレイの搭載に取り組んでいるという。

Xiaomiが120Hzや50倍ズームに対応する新型デバイスを開発中か

XDAのレポートはXiaomiが以前公開した「MIUI 11」のベータアップデートの内容を分析したものだ。カメラアプリの「MIUI Camera」を詳しく分析したところ、Xiaomiが8K/30FPS動画のエンコードに対応するデバイスに取り組んでいる可能性があるという。また、5倍ズームをサポートする「Tele 5X」と呼ばれるカメラのズームモードへの参照を発見したようだ。更に、「Ultra Tele」と呼ばれる機能についても発見されたとのこと。「Ultra Tele」の説明には「50倍ズームを使用して遠くのオブジェクトをより詳細に撮影する」と記載されている。(原文は日本語ではない)

ベータアップデートの分析から上記のようなプログラムが発見されたことからXiaomiがこれらの機能を有したデバイスの開発に取り組んでいる可能性が高い。

 

OnePlusの「OnePlus 7 Pro」やGoogleの「Pixel 4」は90Hzリフレッシュレートに対応するディスプレイを搭載し、新たなトレンドになることが期待されているが、Xiaomiも現在高リフレッシュレートに対応するディスプレイの採用を検討している可能性があるようだ。

XDAの解析から「MIUI 11」のベータプログラム内のディスプレイ設定コードへの参照を見つかっており、このコードによるとデバイスが90Hzと120Hzの両方のリフレッシュレートに対応することができることが明らかにされている。

Xiaomiが5倍ズームや50倍ズームのカメラ機能や120Hzディスプレイを搭載するデバイスに取り組んでいる可能性がある。注意点としてこのデバイスがカメラ機能と高リフレッシュレートに対応するディスプレイの両方に対応しているかどうかはわからないということだ。

高度なカメラ機能や高リフレッシュレートへの対応は今後のスマホで恐らく必須。これらのデバイスがXiaomiによってすぐに発表されるかはわからないが、今後の動向に注目したい。

 

[source XDA] 
[via MySmartPrice]

 

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