Googleは5月に開催されたGoogle I/O 2018でGoogle Assistantが同時に複数の処理をできるようになると発表したが、ようやく消費者のGoogle Home等に展開を開始するようだ。
これまでGoogle Homeは同時に2つまでのクエリ、コマンドを実行できていたが、今回のアップデートによって、同時に3つまでの処理を行えるようになった。
例えば「OK Google。部屋の電気を点けて、音楽を鳴らして、音量も上げて。」のように言ってみるとGoogle Assistantはこれら全ての要求をこなすことができるようになるという。
Google Homeのマルチタスク機能が向上する更新の発表についてはTwitterで行われたが、現在はそのツイートが削除されている。
これは多くの地域でマルチタスク機能を向上したアップデートをリリースする準備にやや時間がかかる可能性があることを示している。
また別のツイートによると、このGoogle Assistantの性能が上がる機能の提供は、最初は英語圏のみで利用可能になるという。
We appreciate the feedback. This feature is supported in the US, UK, Canada and Australia using the English language.
— Made by Google (@madebygoogle) June 12, 2018
Googleはこの機能をまず、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの英語圏で提供する予定だという。
先程の支持を英語で言うのであれば、各要求をandで繋げてあげれば良い。
「Ok Google, switch on the lights and play music and turn up the volume.」
Googleはこの機能を段階的に多くの言語で対応する予定であることはこれまでのGoogle Assistantのアップデートから見ても明らかだ。
日本語でこれを行うのは英語よりも難しいとは思うが、比較的早いGoogle Assistantのアップデートを期待したい。