「Fortnite」はクロスプレイをサポートする数少ないゲームの1つだが、Epic Gamesが先日公開した2018年8月の開発状況の投稿で、マッチングシステムに変更を加えることを明らかにした。

現在PS4やXbox One等のコンシューマー機器でもプレイすることのできる「Fortnite」だが、PS4などにマウスやキーボードを挿してPCと同じような操作性でプレイすることができる。

しかし、コントローラーとマウス・キーボードでのプレイは明らかに公平とは言えず、一部ユーザーが不便に感じてしまうことがある。

この使用機材による有利・不利が生じてしまうことを避けるためにEpic Gamesはマッチングシステムを入力デバイスに基づいたものへと変更するようだ。

PS4でマウスやキーボードでプレイするとPCユーザーとマッチングするように

Epic Gamesが公開した内容は以下の通りだ。

入力デバイスに基づいたマッチメイキング
お好きな入力デバイスで公平な対戦をお楽しみいただけるよう、マッチメイキングのロジックを改善しました。今後のアップデートで、入力デバイスに基づいたマッチメイキングシステムを実装予定です。これにより、同一の入力デバイスを使用しているプレイヤーとマッチが組まれるようになります(コントローラー同士、あるいはキーボード+マウス同士など)。

詳しく見ていきましょう:

  • コンソールでのプレイ時、パーティー内の誰かがマウスおよびキーボードを使用している場合、PCプレイヤーとキーボード+マウスを使用する他のプレイヤーがいるパーティーとマッチメイクされます(PCプレイヤーとパーティーを組んだ時と同様)。

なお、現行のクロスプレイルールはそのまま適用され、例えばPCプレイヤーとパーティーを組んだ場合は、ご利用の入力デバイスに関係なく常にPCプレイヤーとマッチが組まれます。

つまり、PS4やXbox Oneでマウスやキーボードをプレイするユーザーは今後、PCユーザーとマッチングするようになるということだ。

マウスやキーボードを使ってプレイするユーザーはPCユーザーとマッチングするようになるが、PCでコントローラーを使用するユーザーについては言及されていない。

競技性を高める?ための対戦システムについて

またより活発な対戦を実現し、それぞれの実績を評価するためのシステムを今秋頃の実装を予定しているという。

世界屈指のプレイヤーたちが腕前を披露する、多額の賞金が懸かったウィークリーイベント「Fortnite Summer Skirmish」はテスト環境として最適の場です。試験的な採点システムや対戦形式から参考情報を多数得ると共に、シンプルさ、楽しさ、サーバーパフォーマンス、競技性のバランスを模索しています。Summer Skirmish終了後もこうした対戦イベントの運営を続け、来年には「Fortnite World Cup」を開催します。

最近、E3のプロアマ戦でも見られたような「ライブ観戦」機能をライブゲームプレイのサーバー上に導入しました。そして様々な改善の末、特定のプレイヤーの挙動をより精密に映すPOVカメラを組み込みました。これにより、上空マップ、スコアボード、ドローンカメラに伴うアクションをよりハイクオリティな状態で映し出すことができます。これらの機能については、今後さらなる改善を行い、皆さんのパフォーマンスにスポットライトを当てられるようにします。

プレイヤーの皆さんより、マッチ中にもっと他のプレイヤーと対戦しやすくして欲しいという声を多数いただいています。現在、より活発な対戦を実現し、それぞれの実績を評価するためのシステムを開発中です。本システムの実装は今秋を予定しています。

PS4 Proの4K解像度サポートについて

更にEpic Gamesは近い将来PS4 Proで解像度を現状の1080pから引き上げる事を公式にサポートすることも明らかにした。

PlayStation®4
PlayStation®4 Proでフォートナイトをプレイされている皆さんに向けて、近い将来4K TVへの接続時に1080p以上の解像度へ対応予定です。詳細については追ってお知らせします!

[Epic Games / 開発状況 - 2018年8月]

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