RespawnとEAの「Apex Legends」が突如発表され、それからの初速はかなりのものだった。ローンチご最初の1ヶ月で5,000万人以上のプレイヤーによって遊ばれるなど、最大規模を誇る「Fortnite」のローンチ時を凌ぐ勢いがあった。
しかし、5,000万人のプレイヤーが現在も尚プレイしているかと言われるとそうではない。「Apex Legends」の勢いは徐々に落ち着き始め、ここ数週間多くのユーザーによってコンテンツ不足が指摘されている。それ自体は開発も認識しており、現在様々な課題や新コンテンツ実装など、長期的な成長に向けて100%取り組んでいるという。
短期間で多くのプレイヤーによって遊んでもらえるというのは勿論良いことなのだが、当然バグやチートなどの良くない面も目立ってくる。Respawnはこれらの問題をできるだけ多く解決するためにリソースを割いており、「Apex Legends」を更に良質なゲームにするために取り組んでいるいくつかの問題について明らかにしている。
また、情報を明らかにしたRespawnのプロデューサー、Drew McCoy氏が「シーズン2」に関する詳細をいくつか明らかにしている。
「Apex Legends」が解決に向けて特に取り組んでいる事象について
マッチ開始序盤のサーバーパフォーマンスの低下
実際にプレイしてもらえれば分かるが、「Apex Legends」はマッチング序盤に無重力プレイを強いられる場面が多い。これはサーバーパフォーマンスの急激な低下によって発生しているもの。この問題について根本的な原因究明並びに解決に向けて作業しているという。少なくともサーバーマシンの性能が悪いという問題ではないようだ。
オーディオの問題
現在報告されているオーディオに関するパフォーマンス問題の多くに対処するために、潜在的な修正をいくつかテストしている。
チート・不正行為
Respawnはローンチ直後から大量に発生しているチート・不正行為に対して多くの作業を行ってきた。実際にどのような作業を行っているかはチーターやツール開発者にヒントを与えかねないので最も秘密にするものだが、来週進捗について明らかにする予定。
ヒット判定に関する問題
シーズン1開始のアップデート以降、明らかに的に弾が当たっているのに正しくカウント(判定)されないという問題が多く報告されている。Respawnは正しくない判定のインスタンスを追跡し報告することを助けるためにエンジン機能を追加しているため、バグを強制的に再現することができるという。ローカルでいくつかの修正を加えてある程度改善されたものの、根本的な解決には更なる作業が必要。
とのこと。若干の翻訳ミスはあるかもしれないがご了承いただきたい。
最後のヒット判定に関する分かりやすい動画がRedditのユーザーによって報告されている。
「Apex Legends」シーズン2の内容について
Drew McCoy氏は上記の取り組んでいる問題だけでなく、シーズン2に関する情報をいくつか示唆してくれている。詳細は6月のEA PLAYで伝えるとしているが、シーズン2では新しいレジェンドや新武器の実装。そして唯一のマップ「キングスキャニオン」の修正・変更を示唆している。
また、多くのユーザーが面白みのないバトルパスに不満を抱いているため、次のバトルパスは「意味のあるコンテンツ」になることを約束した。
新しい情報に注目したい。
[source ApexLegends/EA]
[via wccftech]