
Appleが今秋にリリースする3つのiPhoneのモデルの内少なくとも1つはメモリが4GBにアップグレードされる可能性があるという。
これまでにリリースされる予定の3つのiPhoneのデザインやレンダリング画像が少しずつリークされているが、内部的なスペックに関してはあまり明らかにされていなかった。
少なくとも以前から言われていることは2018年の3つのiPhone XにはAppleの最新チップセット「A12」が搭載されると言われている。
7nmプロセスを使用するA12チップセットは現在のiPhoneに搭載されている10nmのA11 Bionicと比較して約20%処理性能が向上し、消費電力は40%近く少なくなると言われている。
そして現在GeekbenchにAppleの未発表のモデルと思われるデバイスが発見された。
このGeekbenchの画像によるとiPhone 11,2と名付けられた新しいiPhone Xらしきデバイスにはメモリが4GB搭載されていることが分かる。
現在のiPhone Xにはメモリが3GB搭載されている。
iPhoneに搭載されるメモリはAndroidと比較すると少なく見えるが、これはそもそも動作OSが違うため、数字だけで比較するのはナンセンスだ。
またシングルコアスコアはiPhone Xと比べるとやや劣っているが、マルチコアスコアはiPhone Xよりも優れているようだ。
しかしこのスコア値に関しては最適化の面で大きく変わってくるため、リリース直前までは様々な数値を持ったGeekbenchのリストが発見されると思われる
少なくともこのGeekbenchで発見されたこのリストが正しいのであれば、2018年にリリースされる3つのiPhoneの内少なくとも1つはメモリが4GBにアップグレードされるようだ。
しかし3つのiPhone全てが4GBメモリ構成になる可能性は低いのではないだろうか。
ユーザーにより上位モデルを手にとってもらうために、差別化としてiPhone X Plusと呼ばれる上位モデルにのみアップグレードされたメモリを提供する可能性はあるだろう。
若しくは、OLEDパネルを搭載する標準のiPhone XとiPhone X Plusに4GBのメモリを搭載し、LCDパネルを搭載するコストパフォーマンスに優れたiPhoneのメモリを3GB若しくは2GBにする可能性も十分あるといえる。
また2018年のiPhoneにはこれまでのiPhoneと比べてより大きなバッテリー容量を搭載する事も期待されている。