スマホの値段は年々向上しており、ユーザーの行動も変わってきている。今まではスマホの料金が安くはないが高くはないということで、2年毎、人によってはモデルチェンジ毎に買い換えるというのもあまり珍しい話ではなかったが、2019年においてフラッグシップモデルの値段は平気で10万円を超えてくるようになっている。
スマホの料金が高いというのは開発費等の面を鑑みると、滅茶苦茶な価格設定ではないことは分かっているが、それでもスマホに10万円はやはり高い買い物だという認識は世界共通だろう。
そんな中、OnePlusやXiaomiといった中国系OEMは年々成長を重ねている。これらの会社がこれほど多くのユーザーに支持されるようになった理由は明らかにコストパフォーマンス。フラッグシップモデルと全く変わらない、モデルによってはそれよりも高いパフォーマンスを誇りながら価格が圧倒的に安いという特徴を持っている。
中国系OMEで大躍進を遂げている、特にXiaomiの新型スマホ「Mi9」も圧倒的なコストパフォーマンスを持っているが、XiaomiのCEO、Lei Jun氏によると現在のようなコストパフォーマンスで販売されるのは最後になるかもしれないという。
Xiaomiのスマホは今後値上がり幅が大きくなる可能性
XiaomiやOnePlusのスマホはSamsungやAppleのスマホと比較すると2019年においても圧倒的なコストパフォーマンスを誇るが、それでも前のモデルよりは販売価格が上昇傾向にある。Xiaomiの新型スマホ「Mi9」は中国で2,699元~販売されているが、これは前のモデル「Mi8」よりも300元高くなっている。
TechNodeによると、XiaomiのCEO、Lei Jun氏が「Xiaomiが今後販売するモデルはもっと高価になるかもしれない」と伝えたという。また、Xiaomiのスマホが3,000元以下で販売されるのはこれが最後になる可能性があることを内部スタッフに知らせたという。
同氏は「将来的にXiaomiのスマホは高価になるかもしれない。たくさんではないが、もう少し高くなるだろう。」と付け加えた。
[source TechNode]
[via GizmoChina]