コストパフォーマンスに優れたスマホで調子が良い中国のスマホメーカーXiaomiは、早ければ来年実施される可能性のあるIPO(株式公開)について投資銀行と話し合い、少なくとも500億ドル(日本円で約5兆6000万円)の評価を求めているようだ。

 

XiaomiはHuaweiやOppoのような同じ中国メーカーが足踏みをしているここ数カ月間でもの凄く勢いを増している。

 

Xiaomiは、これまで小売店やインドに積極的に投資を行っており、韓国最大手のSamsung Electronicsを追い越すことを目標としている。

 

Xiaomiの広報担当のKaylene Hong氏は、IPOについてのコメントは差し控えるということを述べている。

 

しかし、2018年の後半にはIPOを検討しているということを以前に伝えている。

 

Xiaomiには不景気の時期があったが、今後数ヶ月~1年の業績や市場動向によっては500億ドルの目標を達成することは十分に考えられる。

 

Xiaomiは、2014年にAlibaba Group Holding Ltdが約250億ドルを記録して以来、最大のテクノロジー企業となると見られている。

 

Xiaomiの新しいRedmi Note 4は、インド最大のオンライン小売業者Flipkart.comと自身のオンラインサイトで約25万台を数分で販売したと同社は述べている。

北京に本拠を置く同社は、2016年にインドの売上高が10億ドルに達した。

 

XiaomiのCEOであるレイ氏は月曜日、翻訳者を通じて「国際化への道は4年前に始まった」と述べた。

 

2015年には10億元以上の損失が発生したが、これは多くの国で事業を開始したことによる大きな損失である。

 

その後、Xiaomiは模範的な市場を作り上げることができるかどうかを考え、インドに落ち着くこととなった。

 

それから3年後、Xiaomiは60カ国以上に販売地域を拡大している。

 

更にXiaomiは、ロシアやインドネシアを含む新興市場に焦点を当てており、来年、1億代のスマホを出荷し業績不振で悩んでいた次期に先送りした目標を達成させることを目指している。

[Bloomberg]

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