2019年は折りたたみスマホが多くのメーカーに寄って発売されることが予想されている。既にSamsungの「Galaxy Fold」やHuaweiの「Mate X」等、大手メーカーが折りたたみスマホを発表している。
新しい試みとして、多くのユーザーが今後の動向を待っている段階だが、やはり最大のネックは値段。「Galaxy Fold」は1980ドルから。「Mate X」は約2600ドルとあまりに高い。
折りたたみスマホとして第1世代であること等から高価であることは理解できるが、やはり一般ユーザーがこれを購入できるかと言われると非現実的だ。
折りたたみスマホを発表する予定があるメーカーとしてXiaomiがあるが、最新の情報によるとXiaomiの折りたたみスマホは「Galaxy Fold」の約半分の値段で発売する可能性があるという。
Xiaomi「Mi Fold」(Mi Flex)は「Galaxy Fold」の半値で発売する可能性 - なぜそんなに安い?
最新の情報によるとXiaomiの折りたたみスマホ「MiFold」(Mi Flex)は2019年4月から6月にかけて発表する予定だという。これまでは発売時期について明かされていなかった為、これも新情報。
また、Samsungの「Galaxy Fold」が1980ドル、Huaweiの「Mate X」が2600ドルと高価であるのに対して、Xiaomiの折りたたみスマホは約999ドルから発売する可能性があるという。(6,706元)
1000ドルは約11万円程だ。「Galaxy Fold」が20万円を超えてくることを比べれば格段に安い。また、Xiaomiの折りたたみスマホは既に公式によってでも動画が公開されており、個人的にデザイン性もこちらのほうが好み。実際の使用感などは触ってないため、何とも言えないが。
Xiaomiの折りたたみスマホも第1世代であることは他のメーカーと同じ。ディスプレイが折り曲がることも同じ。では何故Xiaomiの折りたたみスマホだけこれ程までに安価に発売することができるのか。
Xiaomiの社風的に安価で発売することは予想できたが、具体的な理由の1つとしてXiaomiの折りたたみスマホと他のメーカーの折りたたみスマホに使用するディスプレイが異なるからだという。
SamsungやHuaweiの折りたたみディスプレイは生産コストが高いOLEDパネルであるのに対して、Xiaomiは安価なVisisonox TechnologyのOLEdディスプレイを使用する予定だという。
他にも理由はあると思うが、今回指摘されているのはこの1点。
Xiaomiの折りたたみスマホは「Snapdragon855」を搭載し、10GBのメモリを搭載することが期待されている。また、「Android 9.0 Pie」をベースにした「MIUI10」を搭載する予定。ディスプレイのサイズは折りたたまれた状態で6.5インチ、開かれた状態で10インチになると言われている。
また、他の折りたたみスマホと最も異なるのはXiaomiの折りたたみスマホは左右を折りたたむことができること。全ての折りたたみスマホで指摘されているシワ問題を乗り越えることができているのかにも期待が高まる。
今後の情報に期待したい。
[source iGyaan]
[via GizmoChina]