「OnePlus 8 Pro」には5MPのカラーフィルターカメラが搭載されており、その内の1つに「Photochrom」と呼ばれるフィルターがある。
しかし、このフィルターがプラスチックや特定の環境で衣服が透けてしまうことが判明し、この機能を通じてユーザー・第三者のプライバシーが著しく侵害される恐れがあるとしてOnePlusは同社Weiboアカウント上でこの機能を一時的に削除する旨を明らかにしていた。
→【UPDATE】「OnePlus 8 Pro」の「Photochrom」フィルターを一時的に削除へ - プライバシー侵害の可能性を排除
この機能が削除されるのは中国の「OnePlus 8 Pro」(HydrogenOS)のみで、グローバル版では削除されずに今後のアップデートで問題箇所を修正すると伝えられていたが、現在グローバル版「OnePlus 8 Pro」に「Photochrom」機能を一時的に削除するアップデート「OxygenOS 10.5.9」がリリースされている。
グローバル版も「OnePlus 8 Pro」の「Photochrom」を一時的に削除へ
カメラ
- 調整のためにフォトクロームフィルターを一時的に削除
この機能は6月頃に再実装される予定ですが、正確な時間は最新の公式発表に従うものとします
このアップデートの内容は上記のみ。
上記内容通り、OnePlusはグローバル版「OnePlus 8 Pro」でも問題となった「Photochrom」機能を一時的に削除し、問題箇所を修正し6月頃に再実装する予定のようだ。
[via XDA]
【追記】誤って公開しちゃった
OnePlusがAndroid Policeに伝えた情報によると、グローバル版「OnePlus 8 Pro」向けにリリースされた上記アップデートは誤って公開されたものであるとのこと。
既にこのアップデートをインストールした一部ユーザー向けにはこのフィルター機能を再度有効にするための新しいアップデートがリリースされる予定とのこと。
Official Statement
- “This OTA inadvertently went out to a limited number of devices. We will re-enable that filter in the next OTA.”
先日明らかにされたOnePlusのこの機能の取扱いに関する説明とアップデート内容が矛盾していたため、疑問に思った方が多いかもしれないが、このアップデートは事故。既に削除してしまった人も直ぐに最有効化のアップデートがリリースされるはずだ。