OnePlusは2018年の最新スマホOnePlus 6のOxygen OS 5.1.7のソフトウェアアップデートをリリースした。
Oxygen OS 5.1.7のソフトウェアアップデートにはOxygen OS 5.1.6で発生していたブートローダーの不具合を含むいくつかのバグの修正や、パフォーマンスの改善が含まれる。
OnePlusがリリースした今回のアップデートはシステム部の脆弱性を修正する重要な内容が含まれているため、できるだけ早くにこのアップデートを適用したほうが良いだろう。
今回修正されたシステム部の脆弱性の問題は、Edge SecurityのTwitterで明らかにされた。
The #OnePlus6 allows booting arbitrary images with `fastboot boot image.img`, even when the bootloader is completely locked and in secure mode. pic.twitter.com/MaP0bgEXXd
— Edge Security (@EdgeSecurity) June 9, 2018
この脆弱性を利用することで、悪用しようとするユーザーはスマホとパソコンに物理的にアクセスすることで、任意のカーネルイメージを動作させることができていた。
物理的なアクセスが必要であったとはいえ、これは重大なバグだ。
OnePlusがこの問題に早期に取り組み早期に修正アップデートをリリースしたことは評価できる。
Oxygen OS 5.1.7で変更された内容は以下の通り。
システム
- DND(Do Not Disturb)モードのスケジュール設定の問題を修正
- システムセキュリティ強化のためにアップデートされたブートローダ
- 一般的なバグの修正と改善
インドのユーザーからアップデート後安定性に問題があるという報告から、OnePlusは現在インド向けへはOxygen OS 5.1.7のリリースはストップされている。
インドのユーザーは少し待つ必要があるものの、今回のソフトウェアアップデートは段階的に多くのユーザーに届けられる見通しだ。