OnePlusは先日「OnePlus 6」向けに「Android 9.0 Pie」をベースにした「OxygenOS 9.0」の安定版をリリースしていた。
安定版のソフトウェアをリリースした後も、継続して新たな機能やシステムの改善などは行われるが、通常、新たな機能や改善を行った場合は、直ぐに安定版としてソフトウェアをリリースするのではなく、まずは先行してオープンベータ版に実装される。
現在OnePlusは新しい「OxygenOS」のベータユーザー向けにオープンベータ4をOTA経由でリリースしている。
「OnePlus 6」にはこれまでにいくつかのユーザーによってスマホをタップしても反応が遅い、反応しないなどの不具合が報告されていたが、このオープンベータ4では修正されているようだ。
また、スマホがスタンバイ状態の時、バッテリー消費が通常時よりも高くなっており、バッテリーの寿命に影響を及ぼすという報告がされており、「OnePlus 6」ユーザーはバッテリーが持っている本来の性能を体験できていないと言われていたが、OnePlusによるとこの問題に関してもスタンバイ時の電力消費を最適化することで修正されていると伝えている。
他にも様々な不具合の修正やシステムの最適化が行われている。
「OnePlus 6」向け「OxygenOS」オープンベータ4の変更点について
「Android 9.0 Pie」をベースとした「OxygenOS 9.0」の安定版がリリースされて以降、1つ目、これまでで4つ目のオープンベータ4の変更点は以下の通りだ。
システム
- 固定タッチ待ち時間の問題
- スタンバイ時の電力消費を最適化
コミュニケーション
- 短縮ダイヤルと呼び出しインターフェイス用に最適化されたUI
- ジェスチャー機能による電話応答の使用中に誤って2番目の呼び出しに自動で応答する問題を修正
コミュニティ2.2.0
- コミュニティ通知が機能として追加されました
- 次のコミュニティメンバーのための新しいフィード
- アプリに貼られたコメント
- スレッドを共有するためのオプションが追加されました
- 一般的なユーザーインターフェイスの調整とバグ修正
このアップデートはオープンベータ版を実行しているユーザー向けにリリースされており、安定版の「OxygenOS 9.0」を実行しているユーザー向けにリリースされたものではない。
そのため、これらの問題を修正した安定版の新しいソフトウェアアップデートが数日中にリリースされる可能性がある。
現時点で安定版の「OxygenOS 9.0」を実行しているユーザーはそちらのアップデートを待つことになるだろう。