多くのOEMは3年以上前のスマホには四半期ごとのソフトウェアアップデート以外に、目立つアップデートをリリースすることはほぼない。四半期ごとのアップデートも基本的にセキュリティパッチのみが含まれていることが殆どだが、OnePlusはこれには含まれない。
OnePlusは既に3年前の「OnePlus 3」と「OnePlus 3T」向けにも「Android 9.0 Pie」をベースにした同社のカスタムOS「OxygenOS」と「HydrogenOS」をリリースすることを約束している。
既に中国向けの「HydrogenOS」ではベータ版のソフトウェアアップデートがリリースされていたが、現在グローバル版の「OxygenOS」向けにもコミュニティベータ版がリリースされている。
このアップデートは全ての「OnePlus 3/3T」ユーザー向けに届けられる安定版アップデートではなく、あくまでもテスト版。そのため、OTA経由ではアップデートは提供されず、OnePlusのフォーラムよりソフトウェアをダウンロードしインストールする必要がある。
安定版アップデートがリリースされた場合は、OTA経由でアップデートが届けられるため、時間が経てば自動的に届けられる。
「OnePlus 3/3T」向け「Android 9.0 Pie」へのアップデート内容
- システム
- システムをAndroid™9 Pie™に更新しました
- Android Pie用の新しいUI
- Androidセキュリティパッチを2019年4月に更新しました
- Do Not Disturb
- 調整可能な設定を備えた新しいDo Not Disturbモード
- 新しいGaming mode 3.0
- テキスト通知モードを追加
- サードパーティの呼び出しに関する通知を追加
- 電話
- Google Duoとの緊密な統合
- カメラ
- Google Lensモードをカメラアプリに統合
「OnePlus 3/3T」向けに「Android 9.0 Pie」をベースとした「OxygenOS」のベータ版リリースは想定していたよりも時間がかかったが、同社はベータ版を公開してから安定版を公開するまで非常に早い印象がある。少なくとも「OnePlus 6/6T」や「OnePlus 5/5T」向けではそうであったため、「OnePlus 3/3T」でも期待できるのではないだろうか。
[source OnePlus]