SamsungがHDR10+(High Dynamic Range 10+)規格のコンテンツを市場に多く提供するためにUniversal Pictures Home Entertainment(UPHE)と協力(コラボ)することを発表している。
このコラボは今後リリースされる新しいタイトルや既存のコンテンツの一部をHDR10+に対応・リマスターすることを目的としている。しかし、このプレスリリースには具体的な対応タイトルなどについては記載されていない。また、このコラボが今後UPHEからリリースされる全てのタイトルがHDR10+に対応するかどうかについても記載されていない。
HDR10+はオープンソースベースの次世代ビデオ規格。優れた明るさとコントラストを提供することで動画体験を変え、より明るく、より深さのある暗さを実現する。また、HDR10+規格はダイナミックトーンマッピング技術を使用することで、明るさ・彩度・コントラストをフレームごとに変えることで画質を大幅に向上させることができる。
3月より多くの地域で発売が開始されている「Galaxy S10」シリーズに搭載されているディスプレイ「Dynamic AMOLED」ディスプレイもHDR10+をサポートしている。
しかし、現状HDR10+に対応しているコンテンツが圧倒的に不足しているのも事実。これが今回のコラボによってコンテンツ拡充へと進んでいくことに期待したい。