OnePlusは2019年にインドのプレミアムスマホ市場でAppleとSamsungを下し、最もシェア率の高いスマホメーカーとなったが、2020年第1四半期ではまたシェアランクが入れ替わっている。

OnePlus、インドのプレミアムスマホ市場でトップシェアを獲得 - Apple/Samsungを上回る

2020年第1四半期に発売されたプレミアムスマホはあまり多くはなく、この3社の中ではSamsungの「Galaxy S20」・「Galaxy S10 Lite」「Galaxy Note10 Lite」など。

単純に新製品を続々と投入したからシェアが伸びたと見ることもできるが、2020年第1四半期・インドのプレミアムスマホ市場で最もシェアが高かったのはSamsungのようだ。

Samsung、インドのプレミアムスマホ市場でトップシェア - OnePlus3位陥落

CounterPointの最新のレポートによると、Samsungは新型コロナウイルスの影響で3月第4週の出荷数が「0」になったものの、2020年第1四半期の出荷市場シェアでトップに返り咲くことに成功したようだ。

その背景には「Galaxy S10 Lite」や「Galaxy Note10 Lite」等のコストを重視したプレミアムスマホと2020年フラッグシップモデルの「Galaxy S20」シリーズの発売が大きいようだ。また、「Galaxy S20」シリーズに関連するキャンペーンもシェアを押し上げる要因。

Samsungはこの市場の34%の出荷シェアを確保しているが、同社がこの勢いを維持し続ける可能性は低いと伝えられている。理由は多いが、やはり新型コロナウイルスの影響で全てが止まったことは大きな要因の1つだろう。

インドでは4月は全ての出荷がストップしており、スマホの販売は5月上旬より認められている。インドの第2四半期中は「OnePlus 8」シリーズの発売が期待されているが、第2四半期は全てのOEMにとって厳しい数字となるはずだ。

このセグメントが最も盛り上がるのは第4四半期だと考えているが、第2・第3も見逃せない。

 

[source CounterPoint] 
[via GizmoChina, SamMobile]

 

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