Samsungは8月に新しいタブレット「Galaxy Tab S4」を発表・発売したが、現在「Galaxy Tab S4」向けに最新のアップデートがリリースされている。
今回のアップデートには2018年12月のAndroidセキュリティパッチが含まれており、「Galaxy S9」が受け取ったものと基本的に同じ内容だと思われる。
「Galaxy Tab S4」にはWi-FiモデルとLTEモデルの2つが存在しているが、両方のモデル向けに2018年12月のセキュリティパッチを含むアップデートがリリースされている。
「Galaxy Tab S4」のWi-Fi/LTEモデル向けにリリースされた12月のアップデート
Wi-FiモデルとLTEモデルの両方にリリースされているこのアップデートのビルド番号は、それぞれT830XXU2ARK4とT835XXU2ARK4だ。
基本的にSamsungがリリースしているセキュリティパッチだが、Googleが修正するAndroid OSの脆弱性の修正と、Samsungソフトウェアに含まれる多くの脆弱性が修正される。
2018年12月のセキュリティパッチにはAndroid OS内で発見された6つの重大な脆弱性の修正が含まれている。
また高レベルの脆弱性も数十種類修正されている。
現在Samsungがリリースしている12月のセキュリティパッチには中レベル、また低レベルの脆弱性の修正は行われていないようだ。
Android OSの脆弱性の修正は以上だが、続いてSamsungソフトウェアに含まれている脆弱性についてだ。
2018年12月のセキュリティパッチでは、Samsungのソフトウェア全体で40種類の脆弱性が修正されている。
アップデートはOTA経由でダウンロードすることができるため、多くのユーザーに届けられるには数日から数週間かかることがある。
自分の「Galaxy Tab S4」に最新のアップデートをダウンロードすることができるかどうかは、「設定」→「ソフトウェアアップデート」から確認することができる。
アップデートは比較的容量が大きいことが多いため、可能な限りWi-Fi環境下でダウンロードし、インストールすることをおすすめする。