Samsungの「Galaxy S6」は同社が初めてスマホのベゼルを大幅に減少させたフラッグシップモデルだが、既に発売されてから3年以上が経過しており、定期的なソフトウェアアップデートの提供は終了している。
当然、既に2つの主要なAndroidのOSアップデートも受け取っているため、「Galaxy S6」が今後OSアップデートを受け取ることもないが、Samsungは不定期ながら「Galaxy S6」を継続しているユーザー向けに最新のセキュリティパッチを提供している。
現在Samsungは「Galaxy S6」向けに2018年11月のAndroidセキュリティパッチをリリースしている。
「Galaxy S6」最新のアップデートでセキュリティパッチが2018年11月水準に
このアップデートに含まれる内容は定期的なアップデートの提供が終了しているため、2018年11月のセキュリティパッチのみが含まれている。
しかし、セキュリティパッチすら提供されないスマホは長い間セキュリティ面に多くの脆弱性を抱えたまま使用することになるため、推奨されたことではない。
Samsungの不定期とはいえ最新のセキュリティパッチを過去のモデルにも提供し続ける姿勢は個人的にとても良い点だと考えている。
Samsungが「Galaxy S6」向けにリリースした2018年11月のセキュリティパッチは現在、香港と台湾向けにリリースされているようでビルド番号はそれぞれG9200ZHU2ERK2とG9208ZTU2ERK2だ。
不定期なアップデートになるため、定期的なアップデートよりも多くの市場に届けられるまでには時間がかかるかもしれないが、段階的に多くの市場で提供されることが予想される。(キャリア端末の場合はキャリア依存)
現在このアップデートは「Galaxy S6」のみに提供されており、「Galaxy S7 Edge」向けにはリリースされていないようだ。
これに関しては近いうちに「Galaxy S6 Edge」にも同様のアップデートが提供されることが予想される。
[via SamMobile]