Samsungは現在最新のスマホ「Galaxy S10」シリーズに取り組んでいることは既に明らかで、韓国や米国などの一部の市場向けに5G通信に対応したスマホも開発していることを明らかにしている。
先日開催されたイベントで5Gスマホのプロトタイプを明らかにしたりなど、少しずつ新しいスマホの情報が明らかになっており、ここ数日多くの情報が明らかになっていることで特に盛り上がりを見せている。
これは、Samsungが2月に新しいスマホを発表するということは、量産に向けてスマホの仕様等を確定する時期であるということだと思うが、イギリスからの新しいレポートで、「Galaxy S10」シリーズの発表時期と販売価格が明らかにされている。
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「Galaxy S10」シリーズはいつ発表?
新しいレポートはイギリスのGizmodo UKからのもので、同メディアによると「主要な小売業者」から受け取った情報であると主張している。
これまでの情報でSamsungは2月に開催されるMWC2019で「Galaxy S10」を発表するのではないかと言われており、当サイトでも基本的にその通りになるだろうと伝えていた。
ただ、「Galaxy S9」はMWC2018の直前にSamsung独自の新製品発表イベントで発表しているため、「Galaxy S10」についても同じ展開になるかもしれないとも伝えていたが、最新のレポートによると、Samsungは「Galaxy S10」シリーズを2019年2月に開催されるMWC2019の直前にSamsung独自の新製品発表イベントを開催し、そこで発表する予定だと伝えられている。
具体的な開催日時は明らかになっていないが、MWC2019は2月25日~28日にかけてバルセロナで開催されるため、前回と同じであれば直前の2月24日辺りがポイントになってくるはずだ。ただし、24日は日曜日であるため、土日を挟む前に発表する可能性もあるだろう。
「Galaxy S10」はいつ発表なのかという点についてはこれまでの情報からほぼ間違いなく2月発表だろうと言われていたため、特別新情報感は薄い。
しかし、このレポートでは「Galaxy S10」シリーズの販売価格についても触れられている。
「Galaxy S10」シリーズの販売価格はいくらぐらいになる?
Samsungの「Galaxy S10」シリーズには大きく3つのラインナップが存在することはこれまでの情報から明らかになっている。
SamsungのSシリーズのラインナップはこれまで「Galaxy S9」と「Gaalxy S9+」のように2つだったが、「Galaxy S10」シリーズはここにもう1つ追加される。
新しく追加されるのは「Galaxy S10 Lite」(仮称)と呼ばれているコストパフォーマンスに優れたモデルで、他の2モデルと比較して販売価格が抑えられたモデルになることが期待されている。
「Galaxy S10 Lite」の価格について
「Galaxy S10 Lite」は5.8インチのディスプレイを搭載すると言われていが、最新のレポートによると「Galaxy S10 Lite」のストレージが128GBのモデルは850ドルで発売される予定だという。
- Galaxy S10 Lite 128GB: 850ドル
「Galaxy S10 Lite」が128GB以外のストレージを搭載するモデルが存在するのか不明だが、今回のレポートにはこの1モデルのみ。
「Galaxy S10」の価格について
そして、標準モデルになる「Galaxy S10」には128GBと512GBのストレージモデルが存在すると言われており、128GBの「Galaxy S10」が1000ドル、512GBのモデルが1250ドルになるという。
- Galaxy S10 128GB: 1000ドル
- Galaxy S10 512GB: 1250ドル
「Galaxy S10+」の価格について
「Galaxy S10」シリーズの通常ラインナップで最もハイエンド仕様になる「Galaxy S10+」にはメモリが8GBになり、ストレージ容量は128GB、512GB、そして1TBの3モデルが存在するようだ。
「Galaxy S10+」の128GBモデルが1130ドル、512GBが1390ドル、1TBモデルが1760ドルになるという。
- Galaxy S10+ 128GB: 1130ドル
- Galaxy S10+ 512GB: 1390ドル
- Galaxy S10+ 1TB: 1760ドル
1TBのストレージを搭載するモデルが通常の「Galaxy S10+」に用意されるかどうかは現時点で不明で、5G通信に対応する「Beyond X」と言われている「Galaxy S10+」のことかもしれない。
この点は今後の情報を待つ必要がある。
また、現時点で「Galaxy S10+」にはリアカメラが3つ説と4つ説が存在するが、個人的に通常の「Galaxy S10+」はリアカメラが3つになるのではないかと考えている。
そして、5Gに対応する限定モデルとなるであろう「Galaxy S10+」(Beyond X)にみ、リアカメラが4つになるのではないかと予想している。
これについても今後の情報次第だと思われるため参考程度に留めていただきたい。
今回のレポートによると、5Gに対応するモデルは遅くとも2019年第2四半期後半には発売される予定だと伝えている。
現時点で、「Galaxy S10」シリーズの販売価格について細かく言及しているレポートは少ないため、今後の情報次第でこれらの予測が変更される可能性は十分にある。
どの情報についても公式情報ではない以上、参考程度にとどめておくことをオススメする。
ただ、このレポート通り、若しくは近いのであれば「Galaxy S10」シリーズはかなり高価なモデルになる。
コスパに優れていると言われている「Galaxy S10 Lite」でさえ850ドルなので、大体10万円弱だ。
何を持ってコスパに優れていると考える次第だが、「Galaxy S10」シリーズの中ではコストに優れている。と考えるのが自然で、場合によっては「Galaxy S10+」等はAppleの「iPhone XS Max」の価格を超えることも考えておく必要があるだろう。
とは言え、普通にスマホを使う上で1TBのストレージは完全にオーバースペック。特にSamsungのスマホはmicroSDカードによる拡張もサポートしていることが多いため、足りない場合はmicroSDカードを活用した方がお財布には優しそうだ。
[via SamMobile]