Samsungの新型スマホ「Galaxy S10」シリーズには3種類のモデルが存在する。
大きさ順に5.8インチの「Galaxy S10e」、6.1インチの「Galaxy S10」、6.4インチの「Galaxy S10+」の3つだ。これらのスマホのスペックは基本的に共通になっており、「Galaxy S10e」でも優れたパフォーマンスを発揮することができるが、大きさが異なるためバッテリー容量はモデルごとに異なる。
各モデルのバッテリー容量は以下の通り。
- 「Galaxy S10e」:3,100mAh
- 「Galaxy S10」:3,400mAh
- 「Galaxy S10+」:4,100mAh
バッテリーの持ちが良い事は、別の記事にて紹介させたもらった。日常的に使用するのであれば、家に戻ったら充電すれば良いのだが、バッテリーが1日に1回充電できないという場合が出てくるかもしれない。そこで、どのようにすればバッテリの持ちを長持ちさせることができるのか簡単に紹介したいと思う。
普段から下記に紹介する設定をしていると普段からバッテリーの持ちが飛躍的に向上するだろう。また、一部、処理性能は落ちてもいいからとにかくバッテリーの持ちを長くしたい。という場合の設定方法も紹介したいと思う。
今回は「Galaxy S10+」を用いて設定方法も説明するが、「Galaxy S10」シリーズは度のモデルでも同じ方法で設定が可能であり、また、「Android 9.0 Pie」+「One UI」へのアップデートを受けたデバイスであれば以下のデバイス等も同じ方法で可能だ。
- Galaxy S9/S9+
- Galaxy S8/S8+
- Galaxy Note9
- Galaxy Note8
目次
「Galaxy S10」を含む「Android 9.0 Pie」(One UI)デバイスのバッテリーを長持ちさせる方法
解像度を下げておく
ここ数年以内に発売された「Galaxy」スマホはデフォルトで設定解像度がFHD+に設定されている。より綺麗なQHD+やWQHD+のような解像度を設定することができるが、解像度を高くすれば高くするほどバッテリーの消費は激しくなる。
そのため、今回のようにバッテリーを長持ちさせたい場合には、解像度をデフォルトのFHD+からHD+へと下げてあげることで、バッテリーをある程度長持ちさせることが可能だ。
Galaxyスマホの解像度の変更方法は以下を参考にしてもらいたい。
とはいえ、解像度を変更する方法は使用感に直結するため、バッテリーの持続時間とスマホの使用感、どちらを優先させるかによって判断すると良いのではないだろうか。
HDR効果を付与するビデオエンハンサー機能をオフ
次に、バッテリー持続時間を大幅に長くしてくれる設定として、ディスプレイをより綺麗に描画するための「ビデオエンハンサー」という設定。
この機能が恩になっていると動画アプリにHDR効果を付与するため、通常時よりも綺麗に動画を楽しむことができる。一方、この機能がオンになっている状態だと約2倍近くバッテリーを消費するため、バッテリーを長持ちさせたい場合においては無駄な機能。必要なければオフにしておこう。僕は常にオフにしている。
さて、設定方法は以下の通り。
- 設定アプリを起動
- 少し下にスワイプし、「高度な機能」に進む
- 「ビデオエンハンサー」という項目をオフにする。
最も大きな効果が期待できるパワーモードの設定
最後に紹介したいのがパワーモードの設定。
この機能を設定しておくことで、他のどの設定よりも大きな効果が期待できる。また、この機能には段階が存在しており、段階によっては上記で紹介した解像度もまとめて変更してくれるなど、便利な機能になっている。
「Galaxy S10」では確認できる限り「高精細モード」「最適化モード」「標準省電力モード」「最大省電力モード」の4つのモードが存在する。
上から順に、制限が増えていく。
それぞれの制限箇所については長くなるので省略するが、日常的にバッテリー持続時間を長くするのであれば、「最適化モード」か「標準省電力モード」のどちらかを設定しておこう。
CPUパフォーマンスの制限やバックグラウンドアプリの通信等、制限されるが、制限したくない場合は設定の際に除外することができる。僕の場合、「Always on Display」機能をオフにするという制限だけ除外している。
以下、設定方法を記しておく。
- 設定アプリを起動
- 「デバイスケア」に進み、左下のバッテリーアイコンをタップ
- 「パワーモード」をタップし、モード選択
今回は目立つ3つの機能を紹介させてもらったが、恐らく他にもバッテリー持続時間を長くする方法は存在するはずだ。
まだまだ「Galaxy S10+」を使用し始めて日が浅いため、今後更に長持ちさせる方法を発見したら直ぐにお伝えしたいと思う。