Samsungは来月20日に新型スマホ「Galaxy S10」を発表する予定。「Galaxy S10」には多くの新技術が搭載されると言われており、いくつかのモデルはクアルコムの超音波センサーを使用したディスプレイ内指紋認証を搭載すると言われている。現在クアルコムの超音波センサーを使用しているスマホは存在せず、「Galaxy S10」が最初にこのセンサーを使用すると言われている。生産に多くのコストがかかるがメリットも多いこの超音波センサーだが、一部ユーザーにとっては良くないニュースかもしれない。

ケースメーカーのArmadilliotekによると、「Galaxy S10」に搭載されているディスプレイ内指紋認証センサーは、画面保護フィルムが貼ってあると反応しない可能性があるという。同メーカーによると実際に「Galaxy S10」をで画面保護フィルムをテストし、上手く反応しなかったため「Vanguard」ケースには画面保護フィルムが同梱されないという。

ただし、1つのメーカーが「Galaxy S10」の指紋認証が画面保護フィルムを貼っていると反応しないと伝えただけで、他のすべてのメーカーで反応しないというわけではない。それは、Armadilliotekの画面保護フィルムはPET(ポリエチレンテレフタレート)と呼ばれる硬いプラスチックで製造されているため、「Galaxy S10」の指紋認証が上手く反応しないのは同メーカーの保護フィルムだけかもしれない。

画面保護フィルムには様々なメーカーが様々な材質を使用し、製造している。特に液体ガラスから製造された画面保護フィルムはより薄いフィルムを実現するため、「Galaxy S10」に搭載される超音波センサーでも問題なく反応する可能性がある。

実際に「Galaxy S10」に画面保護フィルムを貼って、指紋認証が反応するかどうかは実際に発売されるまで懸念材料としては残るが、少なくとも全ての保護フィルムでNGということにはならないのではないかと思う。

[source Armadilliotek/Twitter] 
[via SamMobile , wccftech]

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