タイトルを見てこのページを開いてくれた人にはまったくもって意味がわからないかもしれないが、Samsungが2019年にリリースすると言われているGalaxy S10のディスプレイはスピーカーとして機能するかもしれない。
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ディスプレイがスピーカー?耳を疑うかもしれないが、言葉通りだ。
付け加えるのであれば、このスピーカーは、通話時に耳に当てるスピーカーのことを指しているだろう。
Samsungはディスプレイの下に、ある技術を搭載することで、露出した通話用スピーカーを撤廃しようと計画しているようだ。
これを実現することで、SamsungのGalaxyシリーズにはノッチ(切り欠き)が搭載されないかもしれない。
韓国メディアの情報によると、Samsungはディスプレイを通話用スピーカーとして機能させる新技術を実現することで、画面占有率を上げるという課題に取り組んでいるという。
そんなの無理だよ。と思うかもしれない。
しかし技術的には可能なのだ。
中国スマホやGalaxy S10にも搭載が噂されているディスプレイの上で指紋認証を行う技術だって同じだ。
ディスプレイを触っているのに、ディスプレイの下に搭載されている指紋スキャナーが読み込んで認証している。
それと同じイメージだ。
SamsungはGalaxy S10や次世代スマホに搭載するためにディスプレイを振動させる骨伝導を利用してディスプレイを通話用スピーカーとして機能させようとしている。
Samsungはこの技術を既に学会で実演している事も付け加えておきたい。
骨伝導で音を伝えるということから、ディスプレイを耳に近づけたときにのみ音が聞こえるという技術だろう。
Samsungのこの骨伝導技術は約100~8000Hzの範囲で音声を伝送するという。
Samsungの技術とどの程度似ているのかは不明だが、先日リリースされたVivo NEXは既にディスプレイをスピーカーとして機能させる技術を搭載している。
この技術を実現することができれば、スマホ上部に当たり前にある通話用スピーカーを撤廃し、よりベゼルレスに近づけることができるだろう。