Googleが最新の「Android 9.0 Pie」を発表してから、いくつかのOEMが既に安定版のソフトウェアを対応デバイス向けに提供しているが、Samsungは依然として「Pie」アップデートを提供していない。
しかし、以前より「Galaxy S9」上で動作する「Android 9.0 Pie」の初期ビルドが見つかっていたりと、準備中であることは明らかになっていた。
そして、現在Samsungが「Galaxy Note9」と「Galaxy S9/S9+」向けにリリースする「Android 9.0 Pie」の安定版に先駆けて開催するベータプログラムを開催することを公式に明らかにしている。
「Galaxy Note9」「Galaxy S9/S9+」向け「Android 9.0 Pie」オープンベータプログラム
Samsungが対象デバイス向けにリリースする「Android 9.0 Pie」は新しいUI(ユーザーインターフェース)をもたらし、ユーザーの操作性、快適性を向上させることが期待される。
また、Samsungでは昨今のスマホのディスプレイの拡大家の流れを受けて、スマホを片手で操作できるようにする事に重点を置いているとも伝えられている。
Samsungは「Galaxy Note9」と「Galaxy S9/S9+」向けに「Android 9.0 Pie」のオープンベータプログラムを今月末より開催することを明らかにしている。
今月末よりベータプログラムが開催されるのは米国、ドイツ、韓国の地域で開催される予定だ。
このオープンベータプログラムには第2フェイズが用意されており、第2フェイズではヨーロッパとアジアの多くの地域を対象に行われる。
その他の市場として中国、インド、フランス、ポーランド、スペイン、イギリス等が含まれているようだが、現時点でSamsungのオープンベータプログラムに日本が含まれているかどうかは不明だ。
Samsungはこのオープンベータプログラムを通して、ベータテスト参加者からの多くのフィードバックを参考に更にブラッシュアップを重ねる予定だ。
その後、様々な不具合や最適化を進め2019年1月に安定版の「Android 9.0 Pie」を「Galaxy Note9」と「Galaxy S9/S9+」向けにリリースされる予定だ。
日本がベータプログラムの対象地域かどうかはわからないが、安定版のソフトウェアは間違いなく日本にも展開されるので安心して欲しい。