Samsungが「Infinity-O」ディスプレイを採用した新しいミドルレンジモデル「Galaxy A8s」を発表している。
公式発表が行われたとは言え、現時点ではまだ不明な点も存在するこのスマホだが、現在「Galaxy A8s」のベンチマークスコアがGeekbenchより明らかにされている。
GeekbenchスコアはAnTuTuスコアのように多くのスペック情報は明らかにならないため、スコア以外は既に明らかにされていた情報だ。
「Galaxy A8s」のベンチマークスコアについて - Geekbench
「Galaxy A8s」は公式発表まで発見されておらず、今回のリークがこのスマホ最初のベンチマークスコアだと思われる。
上記画像によると、「Galaxy A8s」はクアルコムのミドルレンジモデル向けチップセット「Snapdragon710」を搭載しており、メモリ容量はこのモデルだと6GB搭載している。メモリ容量は6GBと8GBのモデルから選択することが可能だ。
また、搭載しているOSは「Android 8.1 Oreo」を搭載していることも確認できる。
「Galaxy A8s」のパフォーマンスについてだが、今回のGeekbenchのスコアに基づくと以下の通り。
シングルコアスコア | マルチコアスコア |
1819 | 5675 |
「Galaxy A8s」はミドルレンジモデルに位置づけられるため、フラッグシップモデルと比較するのはナンセンスだが、「Galaxy A8s」のGeekbenchスコアは、「Galaxy S7」以上「Galaxy S8」以下。雑に表すとこんな感じ。とは言え、この2つのスマホの差は大きい。
- Galaxy A8s: 1819/5675
- Galaxy A9(2018): 1609/5844 (Snapdragon660)
- Huawei Nova3: 1902/6783
- Galaxy S7: 1538/3724
- Galaxy S8: 1946/6401
「Galaxy S8」とパフォーマンスがとても近いが、これには理由がある。
「Galaxy S8」に搭載されているチップセット「Snapdragon835」と「Galaxy A8s」に搭載されている「Snapdragon710」は同じ10nmプロセスを採用して製造されているという共通点を持っている。
ベンチマークスコアによると、「Galaxy A8s」は「Galaxy S8」と近いパフォーマンスを引き出すことが示されているが、実際のパフォーマンスとベンチマークスコアは必ずしもイコールではない。
そのため、実際のパフォーマンスなどについては多くのユーザーの手に届いてから判断を待ったほうが懸命だと言える。
今後「Galaxy A8s」のAnTuTuスコアなどについても明らかになってくると思われるため、今後の情報に期待したい。