Amazonは本日AIアシスタント「Alexa」を搭載したスマートスピーカーAmazon Echo用に新しいイコライザー機能を発表した。
イコライザー機能が新たに搭載されることで、音楽を聴く際の聞こえ方を調整することができる。
Amazonが発表したAmazon Echo向けのイコライザー機能は、低音、中音、高音をそれぞれ±6dbの範囲で、調整することができる。
実際にEchoにイコライザー機能が実装されると、ユーザーはAlexaの音声コマンドを使ってイコライザーを調整することもできるという。
音声コマンドでの調整だけでなく、Alexaアプリや、日本では認知の低いEcho ShowやEcho Spotの画面を使ってイコライザーを手動で調整することもできる。
現時点でAlexaの音声コマンドを使ってイコライザー機能を調整できるのは米国のユーザーのみ可能だが、シンプルに「Alexa、低音上げて(Alexa, turn up the bass.)」と指示を出すとAlexaはイコライザーを調整するという。
Amazon Echoではイコライザーを調整すると、再生されているメディアの種類にかかわらず、調整したパラメータが適用される。
Amazon Echoシリーズ、音質は良いけど自分が好きな味じゃないんだよなあ…低音もう少し厚めにできればいいのに…!というユーザーには待望の機能だろう。
Amazonが発表したイコライザー機能は現在デベロッパー向けに提供されているという。
イコライザー機能は今後数日で全てのEchoデバイスに展開される予定だが、現在音声コマンドを使ってイコライザー調整できるのは米国のユーザーだけだという。
米国以外の英語圏でも使用できるようになった後、どこかのタイミングで日本語も対応されるのではないだろうか。
それまではアプリを使って調整しよう。
[theverge]