Razerが現在発売している最新のゲーミングスマホは「Razer Phone2」だ。初代「Razer Phone」でユーザーから受けた多くの不満点を改善したこのモデルは評価も高い。
ASUS「ROG Phone」の高いパフォーマンスや、2019年に発売されるXiaomi「Black Shark2」はついにスマホに水冷冷却システムを搭載する。益々、ゲーミングスマホと呼ばれるジャンルが盛り上がりを見せているが、Razerにはある問題が起きていた。
その問題とは、「Razer Phone3」に関するもの。Razerは従業員の約2%、約30人を解雇している。”噂”によるとこれらの従業員は「Razer Phone3」の開発に取り組んでいたという。そのため今回の解雇によって「Razer Phone3」がキャンセルになったのではないかと言われている。
この噂に関してRazerは次世代ゲーミングスマホがキャンセルしたとは伝えていない。しかし、いくつかのプロジェクトが閉鎖していることは認めている。
ここまでが、以前明らかにされていた「Razer Phone3」に関する情報。ここからが新情報。
「Razer Phone3」の開発は継続中 - 2019年発売予定
2月に明らかにされた情報によれば「Razer Phone3」の開発が中止になったかもしれないということだったが、今回Digitimesが伝えるところによると、Razerの3世代目のゲーミングスマホ「Razer Phone3」の開発はまだアクティブ状態であるという。
また、「Razer Phone3」は予想によれば2019年秋ごろに発表・発売されるのではないかと言われている。
ゲーミングスマホの話で言えば他にも、任天堂が「Nintendo Switch」と統合可能なゲーミングスマホの発売を計画しているという憶測がある。任天堂はこの憶測に関して返答はしていない。
ゲーミングスマホと呼ばれるだけあって、需要はニッチ。ゲーミングスマホへの投資は危険な事業であることがこれまでの売上等から証明されている。厳しいカテゴリ内での競争がどのように展開していくのか、今後の動向に注意したい。