Samsungは新型スマホ「Galaxy S10」シリーズが発表されたばかり。日本での発売が遅いことはいつもの通りで、海外でもまだ発売日を迎えていないこのスマホ。
「Galaxy S9」から多くの点で進化を確認できる「Galaxy S10」シリーズだが、一部ユーザーは既に「Galaxy S10」の後継モデルに興味を持っている。
Samsungはこれまでの流れから2019年夏に「Galaxy Note」シリーズの最新作として「Galaxy Note10」を発表する可能性が高く、「Galaxy S10」の後継モデルは2020年の2月に発表されることに期待できる。
また、今までの命名規則をそのまま使用すれば2020年2月に発表が期待できるモデルは「Galaxy S11」と呼ぶことができるが、どうやらそうはならないかもしれない。
最新の情報によると、Samsungは「Galaxy S10」を最後に「Galayx S」の命名規則を廃止し、2020年より新たな命名規則を採用するのではないかと言われている。
「Galaxy S10」を最後に「Galaxy S」シリーズは終了という噂
Samsungが最初に「Galaxy S」という命名規則を採用したのは2009年に発売した「Galaxy S」から。以降2019年の「Galaxy S10」まで採用され続けている。
Samsungが「Galaxy S」という命名規則をやめ、新しい命名規則を採用するという噂は実は今回が初めてではない。昨年2月にも同様の話題が上がっており、「Galaxy S9」を最後に「Galaxy S」シリーズはおしまいになるかもしれないと伝えられていた。
これは単なる憶測ではなく、実際にSamsungのDJ Koh氏が新たな命名規則を検討していることをインタビューで答えているために浮上した話題だ。結果的に「Galaxy S10」が発売されたので、検討したものの採用しなかったのだが。
しかし、「Galaxy S10」の次のモデルで「Galaxy S」を使用せず新しい命名規則を採用するというのは信憑性のある話だと考えている。
まず、「Galaxy S」シリーズが10週年を迎えたことで、次の命名規則を採用するには区切りが良いこと。また、Samsungが11や12、13のようなナンバリングを誰でもが発音するのが難しいと考えていること。
「Galaxy S9」は「エス・ナイン」、「Galaxy S10」は「エス・テン」と呼べるが、このまま今の命名規則を使えば「エス・イレブン,トウェルブ,サーティーン」のようになっていく。カタカナにすれば発音はできるものの、正直長い。
どんな製品であっても、長い製品名や発音が難しい製品名は良しとされない。もっと誰でも短く覚えやすいもののほうが好まれる。
そういった理由からSamsungは「Galaxy S10」を最後の「Galaxy S」シリーズとし、2020年のモデルから新しい命名規則を採用するのではないかと言われている。
また、これは2020年夏に発売される可能性のある「Galaxy Note」シリーズにおいても同様で、これも新しい命名規則を採用する可能性があるといえる。
現時点でSamsungがどのような製品名にするのかは不明だが、少なくともSamsungは昨年から新しい命名規則を採用することを検討しているため、これが現実となる可能性は高いのではないだろうか。
[via SamMobile]