世界的に盛り上がりを見せたPUBG Global Invitational 2018が終了した現在、PC版PUBGは新たなアップデートでいくつかの新機能やQOL(Quality of Life)が改善される。
PC版PUBGのアップデート#19では、特にパフォーマンスの向上やバグの修正が含まれているだけでなく、PGI2018を盛り上げるために設置されたオブジェクトの削除や新しいオブジェクトの追加が行われている。
PUBG アップデート#19の変更点
PC版PUBG #19の変更点は以下の通りだ。
ゲームプレイ
・肘から手までの部位に弾丸貫通システムを適用しました。
・弾丸がキャラクターの腕部に当たると弾道曲線に従って貫通し、弾丸が命中した箇所によって結果が変動します。
・弾丸が腕部を貫通して胴体に着弾した場合、腕部と胴体ダメージの間で最も高いダメージが最終的なダメージとなります。
・この貫通システムは頭部、胴体または骨盤部位にのみ機能します。
・弾丸が腕部のみを貫通した場合、前腕ダメージのみが適用されます
・弾丸が貫通によって複数のキャラクターに着弾した場合、各キャラクターはそれぞれの着弾地点のダメージを受けます。
・腕部の貫通は全てのショットガンで無効になっています。
・Shiftキーを押しながら車両から降りた場合、Shiftキーの押下状態を維持出来るように改善しました。(この改善により、降車後そのまま走り出すことができます)
・切断済みのチームメンバーだけが生き残った状態で、他のチームメンバーが全滅してしまった場合、ゲーム結果画面を見ることができませんでしたが、これからは該当する時点までプレイした報酬を確認できるようになります。もし、切断されたチームメンバーがゲームに再接続し、より良い結果を残した場合はマッチ終了後にその報酬を受け取ることができます。アビューズ行為防止の為このケースにおいて、先に死亡したチームメンバーはデスカメラを見ることができません。
グッバイ! PGI 2018!
・ローディング画面、ロビーのテーマ、ロビーの音楽が通常の状態に戻りました。
・ゲーム内のPGI広告とチームロゴの画像が削除されました。
・輸送機後方の旗とバス停のPGI関連オブジェクトが削除されました。
UI/UX
・スタックアイテムを捨てる時の利便性を向上しました。
・スライダーを使用して数量が調節できるようになりました。
・Altキー+左クリックは、スタックアイテムの全てをドロップします。
・Altキー+右クリックは、スタックアイテムの半分をドロップします。
・アタッチメントを交換したり、外したりする時の利便性を向上しました。
・アタッチメントを交換したり、外したりする際にインベントリに空きがない場合はアタッチメントをその場に捨てます。
・落ちているアタッチメントを直接装着した際に、インベントリに空きがない場合は交換したアタッチメントをその場に捨てます。
・拡張マガジンとクイックドローマガジンを交換した際は、拡張されていた分の弾薬と拡張マガジンをその場に捨てます。
・右クリックでアタッチメントを外した際に、インベントリに空きがない場合は外したアタッチメントをその場に捨てます。
・Altキーを押しながら武器を右クリックすると、その武器に装着されているアタッチメントを全て外します。
・外されたアタッチメントはインベントリに格納されます。
・インベントリ要領が不足している場合は、その場に捨てられます。
・特定のチームメンバーの音声のみをミュートする機能を追加しました。
・カラーブラインドの設定が改善されました。
・下記の色は、選択したカラーブラインドタイプによって変化します。
・スコープとレティクルの色
・血
・補給物資の煙
・マップに表示するマーカーに数値を表示し、色以外でもマーカーを区別できるようにしました。
・マップを開かずにマーカーを配置できるようになりました。
・Alt+右クリックで、現在エイムしている場所にマーカーを設定できるようになりました。
・上記の操作は設定からキーバインドを変更可能です。
・マーカーは3Dで表示され、ミニマップでも同じ場所に表示されます。
・死亡したチームメイトもマップ上にマーカーを配置できるようになりました。
・ゲーム画面HUD内の装備中武器スロットに番号を表示し、視認性を改善しました。
・プレイヤー自身が敵をダウンさせた場合も、画面上部のキルフィードに表示されるように変更されました。
・グラフィック設定に鮮明度が追加されました。
・ポストプロセスオプションのOn/Offに関わらず、鮮明度オプションを調整することができます。
・ロビーとゲーム中の最大フレームレートを調整することが出来る設定が追加されました。
・ロビー最大FPS:30/60/無制限
・ゲーム中最大FPS:無制限 + スムーズフレームレート On/無制限 + スムーズフレームレート Off/ディスプレイ基準/カスタム
・複数のモニターを利用してプレイする場合は、システムメニュー利用時、ワールドマップ利用時、インベントリ利用時にマウスカーソルを別のモニターに移動できるように変更されました。
ワールド
・ErangelとMiramarにプレイ中の天候変化が追加されました。
・Erangel:曇り(リアルタイム気象変更)
・Miramar:曇り(リアルタイム気象変更)、夕暮れ
・曇り(リアルタイム気象変更)では、ゲーム中に雨が降ったり、霧がかかったりと天候がランダムで変化します。
・Erangelの一部を改善しました。
・Erangelの一部の地域に建物が追加されました。
・川の周辺に遮蔽物を追加しました。
・Sosnovka Military Base(ミリタリーベース)を囲む地域に木を追加で配置しました。
・Miramarの一部を改善しました。
・車両での移動が行いやすいように、オフロードを追加しました。
・車両の有用性を向上させるために、いくつかの道路の傾斜を修正しました。
カスタムマッチ
・カスタムマッチのプリセットが追加されました。
・ノーマルモード設定:アーリーアクセス設定
・レベル3ヘルメットが通常スポーンします。
・アイテムのスポーンが減少します。
・電磁パルスのダメージが低下します。
・ジェットスキーがスポーンしなくなります。
・ e-Sportsモード:Gamescom Invitational 2017設定
・アーリーアクセス設定をベースに、レッドゾーンの無効化、ARスポーン率が1.5倍になります。
・カスタムマッチの天候設定で「リアルタイム気象変更」を選択した場合、詳細設定項目で以下の天候の変化設定を行うことができます。
・天候変化の最短開始時間
・天候変化の最長開始時間
・天候変化の最短期間
・天候変化の最長期間
・天候変化の重み付けなし
・天候変化で曇りが維持される重み付け調整
・天候変化で雨に変化する重み付け調整
・天候変化で霧に変化する重み付け調整
・カスタムマッチセッションのソート順は、作成順から参加人数順に変更されました。
・e-Sportsモードを作成すると、レッドゾーン設定は無効で固定されます。
・カスタムマッチを作成する際は、作成したセッション部屋名の入力が必須になります。
パフォーマンス
・現在手に持っていない武器を最適化することでフレームレートが向上しました。
・レベルのストリーミングを最適化し、レベルの読み込み速度を向上させました。
・車両の煙や炎の描写を最適化し、フレームレートが向上しました。
・環境エフェクトが発生した際にフレームレートが不安定になる問題を修正しました。
・描画距離に応じてサーバーとの同期周期を最適化し、サーバーのパフォーマンスを改善しました。
・従来は表示されている全てのキャラクターの情報がフレーム毎に同期化されていましたが、これからは同期頻度が距離によって変動します。
・サーバーの全体的なパフォーマンスは、この変更によって約15%程度改善される予定です。
・ネットワーク関連のコードを最適化し、サーバーのパフォーマンスを僅かに向上させました。
・観戦モードのエイムとキャラクターの動作の乖離を軽減しました。
リプレイ
・Warモード/e-Sportsモードのリプレイが正常に保存されない問題を修正しました。
サウンド
・FPPにて乗車中のプレイヤーに聞こえる車両音を低減しました。
バグ修正
・手榴弾、火炎瓶などでドアが破壊された際に、残骸が見えなくなる問題を修正しました。
・輸送機から垂直降下中の他プレイヤーを見た時のアニメーションが、通常の降下アニメーションになっている問題を修正しました。
・リプレイの再生時に、一部のサウンドが再生されない問題を修正しました。
・リプレイの再生時に、一時停止しても音声が一時停止しない問題を修正しました。
・フライパンと銃器を同時に取り出すことがある問題を修正しました。
・キラー観戦、デスカメラ、リプレイ画面で呼吸ゲージが表示されない問題を修正しました。
・FPPでの観戦時に、キャラクター位置が実際のプレイヤーの位置と異なって表示される問題を修正しました。
・切断されて再接続されたプレイヤーが、切断中にチームが全滅していた際にキラー観戦しているプレイヤーとボイスチャットが可能な問題を修正しました。
・エモートアニメーション中にリーンができてしまう問題を修正しました。
・狭い場所で二人のプレイヤーが並んで移動した際にスタックしてしまう問題を修正しました。
・観戦モードでの報告画面メッセージが英語のみで表示される問題を修正しました。
更にWar Mode: Conquestと呼ばれる新しいプレイモードがテストサーバーで利用できるようになっており、上手く行けば近い将来本サーバーにも実装されるのではないだろうか。
これらの変更点はまずテストサーバーで先行して実装され、致命的なバグや不具合の修正が行われた後、本サーバーにも実装される予定だ。
[via PUBG / DMM]