AppleのサプライヤーであるTSMCは、2018年のiPhoneラインナップで使用される次世代7nm A12チップの生産を開始したとBloombergが伝えている。

新しい7nmのA12は現在iPhoneのA11 Bionicプロセッサに使用されている10nmのプロセスに比べて、約20%高速で更に消費電力は40%少なくなると言われている。

Appleが現在開発中と伝えられている2018年の3つのiPhoneにはこの7nmプロセスを使用したA12プロセッサが搭載される予定だ。

2018年のiPhoneはiPhone Xの後継モデルとなる第2世代の5.8インチ「OLED iPhone(恐らく新しいiPhone X)」や、「iPhone X Plus」と呼ばれる6.5インチの大型OLEDディスプレイを搭載するより大きなiPhone Xや、コストパフォーマンスの面で優れた液晶を用いたiPhoneだ。

この3つのiPhone全てにA12プロセッサが使用されると言われており、A12プロセッサの他に、Face ID機能を実現するTrueDepthカメラシステムが搭載されるという。

またよりベゼルレスデザインに近づけるためのEdge-to-Edgeデザインを採用することが期待されている。

因みにAndroidスマホに搭載されるSnapdragon845は10nmプロセスを使用している。

Samsungも2019年に7nmチップの生産を開始する準備が整うと発表していることから、2020年頃にリリースするGalaxyはこの7nmプロセスを使用したより高速なプロセッサが搭載されるかもしれない。

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