Samsungが2020年2月に発表することが期待されている新型スマホ「Galaxy S11」シリーズ。既にいくつかの情報がリークされており、これまでの情報から「Galaxy S11」シリーズは現行モデルと比較して大幅にカメラ機能が向上すると言われている。

搭載センサーの詳細やカメラ個数については不明だが、「Galaxy S11」シリーズのいくつかのモデルはほぼ確定的にToDセンサーを搭載する。これは「Galaxy S10 5G」や「Galaxy Note10+」にも搭載されているセンサーになるため、ほぼ間違いないと言って良いだろう。

「Galaxy Note10+」のToFセンサーを供給しているのは韓国のナムガとパトロンの2つだが、韓国メディアThe Elecからの情報によるとSamsungは「Galaxy S11」でこれらの2企業に加えて中国のサプライヤーを採用する可能性が高いという。

「Galaxy S11」のToFセンサーは韓国&中国企業から供給へ

The Elecからの情報によるとSamsungは「Galaxy S11」のToFセンサーのサプライヤーとしてこれまでのナムガとパトロンに加えて中国企業のサニーオプティカルを採用する予定だという。

Samsungはこれまで中国でスマホの製造を行ってきたが、最近の情報によると中国での製造は撤退したと伝えられている。しかしながら、今回の情報によると部品調達自体は中国企業を引き続き採用するようだ。

サニーオプティカルは昨年の「Galaxy」デバイスのカメラモジュールのサプライヤーとして採用されており、年を増すごとにシェアを拡大していると伝えられている。

で、なにか違うの?

変わりません。

Samsungがどのサプライヤーを採用したところで、性能自体は変わらないため、我々ユーザーにとって今回のレポートはあまり意味のない話。しかしながら韓国のサプライヤーにとってはサニーオプティカルの急激なシェア拡大を危惧しているようだ。

そもそもToFセンサーって何に役立つの?

次の疑問。「Galaxy S10 5G」や「Galaxy Note10+」に搭載されているToFセンサーって何に役立つのか?という話。

ToFセンサーは3Dスキャンや現実世界のオブジェクトのサイズ測定などの機能を可能にする。しかしながら謳われているようなカメラ品質の向上に役立っているかと言われると正直そこまで約荷は立っていない。

技術的にはシングルカメラやデュアルカメラよりも背景のぼかしをより正確に行うことができるが、ToFセンサーを搭載していない「Galaxy S10」やその他スマホはソフトウェア技術を通じて大差のないボケ感を実現している。

とは言え、今後ToFセンサーが役に立つ場面が増える可能性はあり、Samsungは一貫してToFセンサーを搭載する可能性が高いと言われている。

 

これまでの情報によるとSamsungは「Galaxy S11」に108MPセンサーや5倍光学ズームが可能なセンサーを搭載する可能性が高いと言われている。現時点で108MPを搭載するという確定情報は出て着ないため、参考程度にとどめておくべきだが、「Galaxy S11」に搭載される最新のExynosチップセット「Exynos990」が108MPセンサーをサポートしていることなどから、「Galaxy S11」若しくはこのチップセットを搭載するスマホが108MPセンサーを採用するという予測は理にかなっていると言えるだろう。

 

[source The Elec] 
[via SamMobile]

 

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