Samsungは2019年8月に新型スマホ「Galaxy Note10」シリーズを発表した。日本でも2019年秋冬モデルとして「Galaxy Note10+」が正式に取り扱われることが判明しているが、スマホ界隈の話題は既に次のモデルへと移っている。

Samsungは例年2月と8月に新型フラッグシップモデルを発表していることから、次に発表されるモデルは2020年2月に発表される可能性が高い。また、2月に発表されるモデルは「Galaxy S」シリーズの新型モデルで来年も「Galaxy S」シリーズを維持するのであれば「Galaxy S11」と名付けられる可能性が最も高い。

「Galaxy S11」は既にいくつかの情報が明らかになっており、カメラ性能が現行モデルより大幅に向上することが期待されているが、現在HTML5Testブラウザベンチマークサイト上で「Galaxy S11」と思われるデバイスが発見されている。

「Galaxy S11」シリーズはアスペクト比20:9を採用か

ベンチマークのリストを見ると、「Galaxy S11」のディスプレイは20:9のアスペクト比を採用していることが確認できる。

「Galaxy S10」等の2019年モデルは19:9のアスペクト比を採用していたため、これよりもやや縦長なディスプレイになることを意味する。理由としてはベゼル幅をより小さくすることに成功していることと、ディスプレイサイズが若干大きくなることが上げられる。

ディスプレイサイズが大きくなると当然筐体サイズも大きくなるが、ベゼル幅が従来よりも小さくなることから恐らく筐体サイズ自体はそれ程大型にはならないものと思われる。

20:9のアスペクト比はSamsungの「Galaxy A70」や「Galaxy A80」等のミドルレンジモデルでも採用しているため、フラッグシップモデルでもこのアスペクト比を採用するというのは十分考えられる。

ベンチマークには「Galaxy S11」が「Android 10」を搭載して発表されることも示唆しているが、「Galaxy S10」は「Android 9.0 Pie」を搭載して発売されているため、これについては例年通り。

さて、疑問に枠人もいるかも知れない部分は「Galaxy S11」のモデル番号が「SM-G416U」となっていること。「Galaxy S10」のモデル番号が「SM-G97○」だったのに数字が小さくなるのはありえないだろ!と思われるかもしれない。

これはSamsungが発表前のテスト中のフラッグシップモデルを偽装するために何年も「SM-G4○○」というモデル番号を用いているため、今回のモデル番号も「Galaxy S11」であることを隠すためだろう。

Samsungの命名規則に則ると「Galaxy S11」のモデル番号は「SM-G98○」になる可能性が高い。そして今回の「SM-G416U」というモデル番号を「Galaxy S11」シリーズに置き換えると今回のモデルは「Galaxy S11+」の5Gモデル(米国)である可能性が高い。

ベンチマークサイトからの情報になるため、信頼性は高いと思いがちだが、ベンチマークの結果は簡単に偽装することができるため、今回の情報が100%「Galaxy S11」のものであると確信を得るには早いだろう。ただし、「Galaxy S10」や「Galaxy Note10」、そして「Galaxy S9」の時もそうだったがデバイスの具体情報が出始める最初はいつもHTML5testのベンチマークからだ。

「Galaxy S11」についても年末にかけて情報が増えていくはずだ。いつものようにWonder-Xでは「Galaxy」スマホの情報を細かくお伝えしていく予定。興味があればTwitterアカウントやFeedlyをフォローしておくと更新通知を見逃すことなく受け取ることができる。

 

 

[source HTML5test] 
[via SamMobile , GalaxyClub]

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