Samsungは先日、新型タブレット「Galaxy Tab S6」を発表した。このタブレットはAppleの「iPad Pro」に対抗できるタブレットとして注目されており、非常に薄型軽量な筐体ながら「Snapdragon855」を搭載するハイパフォーマンスなタブレットだ。

「Galaxy Tab S6」の内部スペックにはメモリ・ストレージの組み合わせとして6GB+128GBモデルと8GB+256GBの2つが用意されているが、現在このタブレットに搭載されているストレージが「UFS3.0」規格に準拠したストレージであることが確認されている。

「UFS3.0」ストレージを搭載するデバイスはまだ多くなく、OnePlusの「OnePlus7 Pro」やSamsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」等が挙げられる。(発表前だが恐らくNote10も)

2019年時点で多くのデバイスに搭載されているストレージは「UFS2.1」に準拠しているが、「Galaxy Tab S6」に搭載されている「UFS3.0」は約2倍の帯域幅を提供する。また、スピードが圧倒的に早いだけでなく新しい2.5V電源モードに寄って電力効率も向上している。

Samsungのミドルレンジタブレット「Galaxy Tab S5e」は「UFS3.0」に対応しておらず、この点でも「Galaxy Tab S6」は差別化が上手く図られていると感じる。

Samsungが公表した情報ではないが、OnePlusが以前明らかにした情報によると「UFS3.0」ストレージは現行「UFS2.1」と比較して読み込み速度・書き込み速度が最大79%高速になっており、この高速ストレージを搭載することにより、「PUBG Mobile」をインストールが従来の5倍高速で行える性能になるという。

 

[via SamMobile]

 

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