Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」。先日、Samsung MobileのCEO、DJ Koh氏がこのデバイスの発売を急ぎ過ぎていたことを正式に認めた。
同時にSamsungは「Galaxy Fold」で確認された欠陥を既に修正しており、現在2000以上のユニットでテストし続けていると伝えた。これは「Galaxy Fold」が何れ発売される可能性が高いことを意味するが、同氏は新たな発売時期については「もう少し時間が欲しい」と伝えるにとどめた。
先日からSamsungは「Galaxy Fold」で様々な認証機関の認証を受けており、もう間もなく発売日が明かされるのではないかと言われていたが、Bloombergからの最新のレポートによるとそうではないようだ。
「Galaxy Fold」はホリデーシーズンに間に合うように発売予定?
Bloombergが伝えた最新の情報によると、Samsungは「Galaxy Fold」のディスプレイの欠陥を4月26日の延期から2ヶ月かけて再設計を完了したという。
そして現在Samsungは「Galaxy Fold」をホリデーシーズンに間に合うように準備を進めているという。つまり11月末~1月ごろにかけて。同メディアが伝えた情報正しいのであればまだ暫くは「Galaxy Fold」のお披露目というわけには以下なさそうだ。
さて、Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」で確認されたディスプレイの欠陥をどのように修正したのか。
そもそも今回のこの問題の大きな原因の1つは、本来剥がしてはならない保護膜が用意に剥がすことができてしまうというもの。そしてヒンジ部分のディスプレイ中央部分で膜が浮いてしまい異物が混入してしまうというもの。他にも様々合ったと思われるがよく報告されたのはこの2つ。
そしてこれらを修正するためにSamsungは折りたたみスマホを機能させるために剥がしてはならないこの保護膜をディスプレイ全体を包み込むようにひこ伸ばしたという。これによってディスプレイ全体が保護膜で覆われるため、手で剥がすことはできなくなる。
そしてヒンジ部分を再設計したとも伝えられている。具体的にディスプレイをやや上方向に押すように調節されているという。
これはディスプレイを折り畳まずに広げているときに保護膜の張りを維持するための工夫だろう。張りが緩み浮いてしまうとそこから異物混入という流れになってしまうため、この工夫はそれを工夫雨するためのもの。
そしてこのディスプレイを少し押し上げるようになったヒンジは折りたたみスマホ全体の課題である「しわ」問題を軽減できるかも知れない。
Samsungが万全に発売するために準備を進めている「Galaxy Fold」だが、今回の情報を見る限り8月7日に開催される「Galaxy UNPACKED」イベントで発売日がアナウンスされる可能性は低いと感じる。何かしら追加情報は出ると思われるが、楽しみにしているユーザーはやはりもう少し待つ必要がありそうだ。
[source Bloomberg]