Samsungはフラッグシップモデル「Galaxy Note10」シリーズだけでなく、ミドルレンジモデルの開発にも取り組んでいる。Samsungは昨年よりミドルレンジスマホのシェアを拡大するために新技術や新機能をフラッグシップモデルではなく、ミドルレンジモデルに優先的に投入することを明らかにしており、7月発売予定の「Galaxy A80」には「Galaxy S10」や「Galaxy Note10」にも使用されていない技術が搭載されている。

また、年内発売が期待されている「Galaxy A90」についても同様にこれまで見ることのなかった技術や取り組みが期待されている。先日明らかになった情報によるとこのミドルレンジモデル「Galaxy A90」には5G対応モデルが存在すると言われており、またカメラ性能についてもより向上すると伝えられた。5G対応モデルが存在することはSamsungが韓国でテストしていることが確認されているため恐らく間違いない。

OnLeaksからの最新の情報によると「Galaxy A90」はミドルレンジモデルと呼ぶにはふさわしくないハイパフォーマンスモデルになるかも知れない。

「Galaxy A90」シリーズには「Galaxy S10」と同じ「Snapdragon855」を搭載か

https://twitter.com/OnLeaks/status/1143535173612556288

OnLeaksからの最新の情報によると、Samsungの新型スマホ「Galaxy A90」は4G/LTEモデルと5Gモデルが存在し、モデル番号はそれぞれ「SM-905」と「SM-908」になるという。

また、これら「Galaxy A90」シリーズには「Galaxy S10」や「Galaxy Note10」が搭載するフラッグシップモデル向けチップセット「Snapdragon855」が搭載されると主張している。

その他モデル別の特徴は以下。

  • Galaxy A90(SM-905)[4G/LTE]:Snapdragon855, 6.7インチディスプレイ(指紋認証内蔵), リアカメラ 48MP+8MP+5MP, 5G対応
  • Galaxy A90(SM-908)[5G]:Snapdragon855, 6.7インチディスプレイ(指紋認証内蔵), リアカメラ 48MP+12MP+5MP, Tilt OIS技術使用

 

各モデルの特徴は上記のとおりだが気になるのは「Tilt OIS」技術について。ティルトは左右を軸にして上下に傾けることを意味している。

また、Ice Universeが以前伝えた情報によると「Galaxy A90」は45W急速充電をサポートすることが期待できるとも伝えている。

「Galaxy A80」が「Snapdragon730」を搭載しているため後発であり上位モデルに当たる「Galaxy A90」がより良いチップセットを搭載することが期待できるが、2019年フラッグシップ向けチップセット「Snapdragon855」を搭載するというのは想像していなかった。

勿論、現時点で今回の情報が真だと確定付けられたものではないため、実際に搭載されているチップセットは「Snapdragon855」ではない可能性も否定できないが、仮に搭載しているのであれば、「Galaxy A90」はミドルレンジモデルと呼んで良いのか疑問が湧いてくる。その場合フラッグシップモデルと競合することになるため、どのような点で差別化を図ってくるか非常に興味深い。

「Galaxy A90」に関する情報が少しずつ明らかにされているため、今後更に様々な特徴が明らかにされると思われる。今後の情報に注目したい。

 

[via SamMobile]

 

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