Samsungの新型スマホ「Galaxy S10」シリーズが2019年3月より販売されており、5月24日よりauも販売を開始している。因みにdocomoは6月1日発売予定で現在予約受付中。

「Galaxy S10」シリーズにはSamsungの新しいディスプレイ技術「HIAA」が使用されており、この技術を使用した「Infinity-O」と呼ばれる形が採用されている。「Infinity-O」ディスプレイは、ディスプレイにカメラ用の穴を空け、その穴の部分に自撮り用のフロントカメラを埋め込むというもの。同じような技術は様々なOEMが行っているが有機ELディスプレイに動作に支障なく穴を開けることができるのは2019年時点ではSamsung独占技術だと言われている。

この技術を使用した「Infinity-O」ディスプレイの搭載によって「Galaxy S10」シリーズはノッチを搭載せずに高い画面占有率を実現している。この技術は2019年夏に発売される「Galaxy Note10」(仮称)にも使用される見通しだが、最新の情報によると2020年2月に発表が期待されている「Galaxy S10」の後継モデル「Galaxy S11」(仮称)にも引き続き使用されるという情報が入ってきている。

「Galaxy S11」も引き続き「Infinity-O」ディスプレイを採用か

Samsungは「Galaxy S8」と「Galaxy S9」の2世代に渡って共通のデザインを採用し、2年後の「Galaxy S10」でフルモデルチェンジを果たした。Samsungはこれまでも2年毎に大幅に変更を加えるフルモデルチェンジを行っている。「Galaxy S10」が今年フルモデルチェンジを果たしたモデルになるため、これまでの例から「Galaxy S11」(仮称)は「Galaxy S8」→「Galaxy S9」のようなマイナーアップデートモデルになる可能性が高い。

中国メディアからの最新の情報によると、「Galaxy S10」の後継モデル「Galaxy S11」もディスプレイに穴を開けこの穴の部分にカメラを埋め込む、いわゆるパンチホール型ディスプレイ(Samsungでの呼び名はInfinity-O)を引き続き採用するだろうと伝えている。

しかし、「Galaxy S10」と全く同じというわけではなく、明らかに「Galaxy S11」では現在のものよりもカメラの穴が小さくなると伝えている。噂によればカメラの大きさはスマホのステータスバーと同じ程度の高さになるんだとか。

以前よりSamsungはディスプレイの下にカメラを埋め込む全面ディスプレイを実現するための技術に取り組んでいることが伝えられているが、この技術は「Galaxy S11」では実現されないというのが現在の見方。この技術は「Galaxy Note11」で採用されるのではないかと伝えられているがこれについてはまだ良く分からないというのが正直なところ。

また、スペック面の話として「Galaxy S11」には5nmプロセスを採用するチップセットが搭載される可能性があると言われている。

これらの情報はあくまでも現時点でのリークであり、Samsungが「Galaxy S11」の仕様を決定するのはまだまだ先のこと。そのため現時点では正しくても最終的には異なっている可能性も十分考えられる。そのためいつものように参考程度に留めておくことを強くおすすめする。

今後の情報に注目したい。

 

[via Android Soul]

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