ゲームプレイヤーにとってマウスはかなり重要な周辺デバイスの一つだ。

PCユーザーはもちろんだが、PS4プレイヤーもマウスを使うプレーヤーは少なくはない。多くのプレイヤーにとってゲームをする上で欠かせないキーアイテムであり、パフォーマンスを向上させる為には拘るべきアイテムである。

最近は多くの注目を浴びているe-Sports。テレビなどの発信媒体に影響を受けPCを買ってみたり、本格的にゲームにのめりこみ始めた人もいると思う。今日はそんなe-Sportsプレイヤーを目指す方々やプロになる予定はないけどゲームをもっと楽しみたい人、プロとして第一線で頑張られている方々等多くの方に自信を持ってオススメできるマウスを紹介したい。

 

『 エントリーユーザーからe-sportsプレイヤーまですべてのゲームプレイヤーに 』

 

今年の1月に発売し、日本人の手に合うように設計された、ダーマポイントの『タクティカルマウス39』(以降DPTM39と表記する)を紹介する。

「DPTM39」シリーズに用意されている2つのラインナップをどちらも実際に使用し、どれほどのものなのか?…検証&レビューしたいと思う。

今回使用する「DPTM39RC/DPTM39DS」はダーマポイントより提供していただきました。

ダーマポイントの「DPTM39」とは

DPTM39」は、今年の1月25日にソリッドのゲーマー向け製品ブランド「ダーマポイント」から発売されたゲーミングマウス。

ダーマポイントはもともと日本国内では有名なゲーミングデバイスであったが、2013年に開発メンバーの退職により話題に上がることが無くなっていた。それから3年後の2016年に、現在の運営会社の株式会社ソリッドに商標が移ることになり、2017年の7月に「DPTM39」の基礎となる「DRTCM37」を発売した。

中の人
サドンアタック全盛期の頃によく聞いてた名前だなぁ…。

「DPTM39」は、前モデルの「DRTCM37BK」以来でおよそ1年と3カ月ぶりに発売された新作品である。

新型「DPTM39」と前作「DRTCM37BK」の違い

「DPTM39」と「DRTCM37BK」の比較は下記の通り。

DPTM39 DRTCM37
寸法 幅68×奥行き124×高さ39mm 幅68×奥行き124×高さ39mm
重量 約127g(USBケーブルを含む) 約120g(USBケーブルを含む)
ケーブル長 約1.8m 約1.7m
トラッキング解像度 100~12,000cpiに100cpi単位で調節でき、X/Y軸をそれぞれ違うcpiに設定することもできる 400~3500cpiに100cpi単位で調節でき、X/Y軸をそれぞれ違うcpiに設定することもできる
USBレポートレート 125~1,000Hzに調節可能 125~1,000Hzに調節可能

「DPTM39RC/DPTM39DS」を開封

箱は格好いい和風テイストのシンプルなデザインで、日本人の心をくすぐるデザインになっている。

箱の側面のデザインもかなり良い。毛筆体で書かれた「護謨」の文字が個人的にはかなり好きだ。

珍しい形の箱で、本のように開くことができた。※取り出すのは上から
箱の中にはマウスが入っているだけでかなりシンプルなものになっている。見開きにすると、マウスの説明が軽く書かれてある。
※詳しい説明書等は公式のサイトでのDLが必要なので注意

この段階で箱のデザインにかなり心を惹かれ、早速使いたくなってきたので実際にゲームで使用してみようと思う。

中の人
実際に現役選手に使ってもらった感想だよ。

「DPTM39」の何が魅力的なのか

使用してみて一番良かったのは、右手に吸い付くようにフィットする形だ。

前モデルでも形の評判が良く、そのマウスを完全再現した形をしているので評判を裏切らない最高の出来だと言える。

親指側の窪みも良いのだが、かぶせ持ちをした時の薬指の位置の窪みがとてもよく感じた。この左右の窪みのおかげでしっかりとグリップができ、完璧なフィット感を演出している。

つまみ持ちや掴み持ちのプレイヤーはかぶせ持ちのプレイヤーほどフィット感を感じることは出来ないが、違いは感じられる。

ゲームの感度を高めに設定する人やマウスを動かした際に感じる重さが好きな人はあまり気にならないだろうが、普段から軽いマウスを使う人、ゲーム内感度を低くしている人には少し重たく感じるかもしれない。

中の人
最近はとても軽いゲーミングマウスが増えてきたように感じるけど、僕は重ためのマウスの方が好きだから逆に嬉しかったり。

しかし、この抜群のフィット感のおかげで最近の軽量マウスにも負けない動きができる。手にフィットするおかげで少し重ための127グラムの重量をあまり気にすることなくゲームができる。高さは39mmと低めなので、手首への負担は少なくなっている。

このマウスの特筆すべき点は、2種類のマウスの違いである。

ラバーコート(DPTM39RC)は全体的にツルツルであまり手汗をかかない人なら長時間プレイしても手がべたつかずに遊べる。ドライサンド(DPTM39DS)は特徴的で、上面がUV加工され側面が左右どちらとも少しザラついているので、手汗が多い人でもきちんとグリップできるようになっている。

形や性能はどちらも違いはないので、どちらを買っても安心の高クオリティである。

筆者も割と手汗をかくのだが、このドライサンドの使用中は手汗での滑りなどはあまり気にならず、キーボードを触る左手の手汗が目立ったくらいだ。
ただ、側面がざらついてると気になりそうという方は注意が必要だ。

サイドボタンが少し大きめで押しやすいのもいい点だ。親指を大きく動かすことなく押すことができるので、とっさの操作も可能になる。
ただ、少しクリック音が大きく感じるので、静かな環境での使用には向いていない。

そして地味だが大きい役割を果たす裏面のマウスソール。
デフォルトのマウスソールが良くないマウスも存在するがこのマウスにはそんな心配は必要ない。
デフォルトで付いているマウスソールがとてもいいのも魅力の一つだ。
気に入らない場合は気軽に変えることもできるように底面が平らになっているので、他社製品のマウスソールでも問題なく使うことができる。

細かく設定が可能なソフトウェア

勿論ソフトウェア面の魅力もたくさん存在している。まずは100刻みで設定することができるCPIだ。

上の画像になんとも珍しい設定ができる部分があるのが分かるだろうか。
このマウスはX軸とY軸を分けて設定することができるのが特徴的
ゲームによってはX軸とY軸の感度を分けて設定できないゲームもあるが、この機能を使うことでそんな悩みともおさらばできる。
ただ、あまりこういった機能を使ったことが無い人には難しい設定も存在する。

センサーの調整も簡単に行えるようになっており、オートでもマニュアルでもどちらでも可能だ。
スクリプト(マクロ)の設定は操作のレコーディングでも可能で簡単に設定できる。

「DPTM39」レビューまとめ

ここまで色々と書いてきたが、実際に使ってみた結果現時点で発売されている様々な高性能マウスに引けを取ることなく、初心者にも玄人にもお勧めできるマウスであることが分かった。

Good Point
  • 右手にフィットする究極のボディ
  • 全面をラバー加工したラバーコートと、二種類のコーティングで手汗対策もばっちりなドライサンド
  • X軸とY軸をそれぞれ設定可能
  • コスパが高い
  • 化粧箱が和テイストでとても格好良い
Bad Point
  • 右利きしか使えないエルゴノミクスデザイン
  • 少し大きめのクリック音
  • マウスケーブルが少し固め

実際に使用してレビューをしていると、思った以上に良いマウスであまりマイナス点は出てこなかった。上に記載した点以外に挙げるならば、持ち方によっては抜群のフィット感が味わえないということくらいだろうか。

プレイをする上では支障はないので問題は殆どない。

全体的に完成されたマウスで、この性能で一万円以下という高いコスパを誇るというのも良い点だ。大手のゲーミングデバイスメーカーに隠れているが、ダーマポイントもかなりの逸品を作るメーカーという認識に変わった。

DPTM39は謳い文句通り初心者から玄人まで快適に使用できるマウスであり、普段使いもできるマウスだ。良い意味で期待を裏切ってくれる優れものでこれから新しくマウスを買おうと思っている方にはぜひ購入を検討してもらいたい。

性能が良いのはわかったけどどっちがオススメなの?

中の人
現役選手はラバーコート(RC)が好きで中の人はドライサンド(DS)派で完全に好みが別れたよ。
ツルツル派ならRC・ザラザラに引っ掛けるイメージでホールドするならDSでいいと思うよ。

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